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健康プチダイエット No.34 更新日;2006/05/26

視覚プラス体感温度にでやせられる? ■ カラーダイエット

今回紹介するカラーダイエットとは、色による視覚や皮膚の刺激で食欲を抑えたり、
食材を色で選んで組み合わせてバランスのよい食生活を送ろうというものです。

例えば青系の色は、食欲を抑えて体感温度を下げる作用があります。
黄色いものをトイレ周りに置くと、腸の動きが活発になると言われています。

また、食事のメニューにホワイト・ブラック・イエロー・レッド・グリーン」の
5色のものをバランス良く取り入れると、不思議なことに栄養素もまんべんなく
摂ることができるそうです。
栄養素でバランスを考えるのは大変ですが、5色を摂ることはそう難しくありません。

脂肪燃焼や減量などとは違い、直接ダイエットと結びつくわけではありませんが、
その分日々の努力やガマンは必要ありません。

だまされたと思って試してみるのもいいかもしれませんよ。

【詳細】   視覚プラス体感温度にでやせられる? ■ カラーダイエット

世の中には本当にたくさんのダイエット法があります。食事制限や運動、ひとつの食品を一定期間食べるなど方法は様々です。
 そして今回紹介するダイエット法は「カラーダイエット」と呼ばれるダイエット法。減量や脂肪燃焼などとは異なり、何かと併用することで二次的な効果をあげるものです。では、その方法を見ていくことにしましょう。

 
■  色が与える影響

私たちは知らない間に、色に大きな影響を受けています。
 無意識のうちに冬に暖色系の服を選び、夏は涼しげな青系の服を選んでいることはありませんか?見た目に暖かそう、涼しそうというのももちろんありますが、効果はそれだけではありません。

詳しいメカニズムはわかっていませんが、視覚だけでなくどうやら皮膚にも色を感知する能力があるそうです。例えば寒色系のものは食欲を減退させ、体感温度を下げますが、暖色系のものやカラフルなものは、食欲や体温を上昇させます。一時期、赤い下着を着ると活力が出る!などと話題になっていたのも皮膚が色を感知してるといる例の一つです。

では、これをダイエットに取り入れるにはどうすればよいのでしょうか。

■ カラーダイエット法(生活編)

もっとも食欲を抑え、食べすぎを防ぐ色は、青や青紫色です。食器やテーブルクロス、ランチョンマットなど食事時に使うものや、食事をする部屋のインテリアが青系であれば、自然と食欲は抑えられるはずです。照明も白熱灯よりも青い光の蛍光灯の方が、ダイエットには効果的です。
 この青系の食欲を減退させる効果は、食事の時だけではないので、普段から食べすぎが気になる人はいっそのこと、部屋の内装やインテリアを青系統に変えてしまうのも一つの手かもしれません。

ちなみに青には鎮静効果があるので、青系統の寝室で眠ると安眠効果が高くなるそうです。不眠症気味の人は寝室に青系統のものを増やすのもオススメ。ただし、青系統の色には先ほども書いたように体感温度を下げる作用もあります。ですからこれからの季節特に、冷え性の方は要注意です。不眠気味だからと言って、部屋を青系にしてしまうとかえってカラダが冷えてしまって眠れなくなるかもしれませんよ。

また、便秘気味の方は黄色いものをトイレ周りに置くと効果があるそうです。黄色は便秘の原因の一つである腸の緊張を和らげ、腸の働きを活発にしてくれるとか。速効性があるわけではないからこそ、だまされたと思って試しに少しずつトイレ周りの小物を黄色くしていっても損はないかと思いますよ。

 
■ カラーダイエット(食事編)

生活編と食事編どう違うの?と思われた方がいるかもしれませんが、こちらは具体的な食事についてです。

普段からバランスのよい食生活を…と思っていても、毎日のメニューを考えるとなるとなかなか大変。そこで、食事のメニューに「ホワイト・ブラック・イエロー・レッド・グリーン」を取り入れてみてはいかがでしょうか。例えば

ホワイト…ご飯やパスタ、うどん、パンなど(炭水化物)や、白身(タンパク質)
ブラック…黒豆・のり、わかめなど(ビタミンとミネラル)
イエロー…卵の黄身(タンパク質)、レモン、ミカン(ビタミンC)
レッド…肉や魚(タンパク質や脂質)、トマト、ニンジン(ビタミンやβカロチン)
グリーン…緑黄色野菜(食物繊維やビタミン)、キウイ、マスカットなど

いくつか例をあげましたが、あまりこだわらず見た目の色で選んでいろいろ組み合わせてみるとよいでしょう。不思議なことに色で食べ物を選んでも、全部を等しく食べていれば、必要な栄養素を自然と取り込むことができます。
 元気のないときはレッド、リラックスしたい時はグリーンを多めに摂るのがオススメです。

食事も彩りがキレイだとなんだか楽しくなります。色を利用して上手に痩せやすくバランスのよい食生活を送れるといいですね。

 

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