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仕事に集中できない… 作業効率を上げるためのヒント

脳機能アップのためのキーワードは「FGF(繊維芽細胞成長因子)」!ブドウ糖を摂ると増えるFGFは、学習効果を促進してくれます。今回オススメするのは、以下の2点!

> ・頭や実力をフルに使う作業は、食事の2時間後に!
> ・コーヒーを飲むときは、砂糖を入れて!!

FGFが増加するタイミングが脳機能が活発な時。
食事と仕事効率は深く関係のあることなんです。
これらをふまえた上で作業手順を考えると、効率もよくなるのでは?

【詳細】   仕事に集中できない… 作業効率を上げるためのヒント

不規則な生活が続いていると、睡眠不足から仕事に集中できなかったり、 仕事効率が下がったりすることがあると思います。 そんなときに、作業の効率をあげるためのヒントをお届けしたいと思います。

 
■ 食後2時間後に作業効率がアップ?!

みなさんは、お腹がすいている上に、頭を使う仕事をしなければならない… そんなときはまず食べますか?それより、まず仕事を片づけてしまいますか?

脳の活動を考えるなら、頭や実力をフルに使うには、 食後2時間くらいの時間に集中して取り組むのがいちばん効果的だと言われています。

食事をすると血糖値が上がるのですが、 それによって、脳で作られるFGF(繊維芽細胞成長因子)という物質が増加します。 FGFが増加することによって、記憶力や集中力が高まり学習効果を促進させます。

そのFGFの量がピークに達するのが、食事の2時間後くらいなのです。 その量は、通常の1000倍にも達すると言われています。もっとも5時間くらい経過すると、また元の量に戻ってしまうのですが…。

面倒だったり、難しい仕事や勉強を効率的にやるためには、時間の配分スケジュールをうまくして、 食事の2時間後くらいに集中し、活性化した脳を使って、進めるようにしましょう。

■ コーヒーに砂糖を入れると作業の能率が上がる?!

仕事の合間のコーヒーブレイクの時間は、大切な安らぎのひとときですよね。また、夜遅くまで勉強している受験生にとって、コーヒーは、頭をスッキリさせるための必需品かもしれません。
食後のコーヒーが欠かせない人もいるでしょう。では、そのときはブラック?砂糖をいれたもの?どちらを飲んでいますか?

「スッキリするのにはブラックの方が、効き目がありそう!」となんとなく思って、砂糖を入れずにいた人!実は、脳にとっては、砂糖を入れた方が、入れないよりも、効果が高いのです。

コーヒーに含まれるカフェインには、みなさんもご存知のように、脳の覚醒を促す効果があります。コーヒーを飲むとシャキっとしたり、寝る前に飲むと眠れなくなったりするのは、このせいです。では、コーヒーに砂糖を入れると脳にはどう働くのでしょうか?

脳は、他の臓器とは違って、ブドウ糖が主なエネルギー源です。砂糖にももちろんブドウ糖が含まれていて、ブドウ糖を摂ると、上にも書いたように、脳内のFGFが増えます。カフェインの覚醒作用で脳はスッキリ、さらに砂糖のブドウ糖で脳へのエネルギーを補給、その上、学習効果も上がるとなれば、コーヒーに砂糖を入れない手はありません。

甘いコーヒーは苦手…という方も大丈夫です。ブラックコーヒーと一緒に、甘いお菓子をつまむとよいでしょう。

 

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