運動不足が原因で起こる 『腰痛に効くストレッチ』運動不足による筋力の低下や肥満、血行不良は、腰痛を引き起こす原因
腰痛の原因は?腰痛に効果のあるストレッチ/腰痛ストレッチの注意点
運動不足のビジネスマンやOLの方が持つ悩みの一つが腰痛。デスクワークが中心の人や、重いものを持ち運ぶような仕事をしている人、車に長時間乗る仕事をしている人は、特に、腰痛に悩んでいるのではないでしょうか。しかも、腰痛は一度なると、なかなか治らないとも言われます。今回は、そんな腰痛を和らげたり防ぐためのストレッチをご紹介します。 腰痛の原因は?腰痛の原因は、姿勢の悪さ、激しい運動や労働、老化、内臓の病気、精神的ストレスなど様々なものがあげられますが、運動不足も立派な原因の一つ。運動不足によって腰周りの筋力が低下すると腰痛になります。特に、腹筋の筋力が弱くなると、背筋に引っ張られるように背中が反って、腰痛になりやすいと言われます。さらに、運動不足によって血行が悪くなるのも腰痛の原因です。血行が悪くなることで神経が圧迫され、痛みを感じるようにもなります。また、運動不足による肥満も、血管を圧迫し血行を悪くします。
腰痛に効果のあるストレッチ長時間、同じ体勢で過ごす人は1時間に1回くらいは軽くストレッチをして、重い腰痛になる前に防ぐようにしましょう。腰痛を予防、解消する効果のあるストレッチをいくつかご紹介します。オフィス内でも簡単にできるストレッチもあるので覚えておくといいですね。ただし、ストレッチはゆっくりやること!勢いをつけてやると逆に腰を痛めてしまう原因になるので注意しましょう。 ○いすに座ってやるストレッチその1)いすに深く腰掛けて、背筋、両腕、ひじをまっすぐ上に伸ばします。伸びの姿勢です。そして、そのまま息を吸いながら上半身をゆっくり後ろに痛くないところまで反らせてそのままキープ。終わればまた、息を吐きながら元の姿勢に戻りましょう。このストレッチは、上半身と、腰、背筋を伸ばす効果があります。 その2)いすに浅く腰かけて足を広げ、手をひざの上に置きます。そのままゆっくり体を前に倒します。ひざの間に頭が入るくらいまで倒したら、その状態を5秒間キープ。終われば息を吐きながら、体を元に戻しましょう。 足を組んで、同じように体を前に倒すストレッチも、効果があります。こちらは足を組み替えて両方を繰り返しやってみてくださいね。 その3)いすに腰かけたまま、腰を軸に上半身をねじって、そのまま5秒間キープします。これも左右交互に何度か繰り返してみてください。このストレッチを行うときは、背筋を伸ばしてやった方が、より効果がありますよ。 ○立って行うストレッチ立った状態で、足をひざのところで交差させます。そのままゆっくり体を前に倒し、痛くないところで静止したまま5秒間キープ。それが終われば足を逆に交差させて同じようにストレッチ。これも、何度か繰り返すようにしましょう。 ○床に座ってするストレッチ足を伸ばして床に座り、片足を曲げもう一方のひざに、曲げた足の裏をつけます。そしてそのまま両手を伸ばし、伸びている方の足のつま先のへ体を倒し10秒間静止します。終われば、反対側も同じように。それを数回繰り返します。 両ひざを伸ばして、体を前に倒すだけでも、十分ストレッチの効果はあります。 ○寝転んでやるストレッチ床に上向きで寝転びます。そのままお腹に力を入れて、両ひざを抱きかかえるようにしてそのまま10秒間キープ。終われば息を吐きながらゆっくり足を伸ばします。この運動は、背筋を伸ばすのに効果があります。 腰痛ストレッチの注意点今回は、ストレッチを中心に取り上げましたが、腰痛には他にも様々な原因があります。痛みがひどいときには、そのまま放置せず、病院にいくようにしてくださいね。場合によっては内臓疾患の痛みが腰にあらわれていることもあります。気を付けましょう。また、腰痛は、日ごろの姿勢も大きく影響します。同じ姿勢や、バランスの悪い姿勢を長時間キープするのはやめましょう。1時間に1回くらいは、筋肉をほぐすためにも、せめて少し歩いたり、立ち上がって伸びをしたりするようにしましょう。 |