カラーコンタクトに関する報告/コンタクトレンズについて/裸眼...

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失明の危険も?! 『カラーコンタクトレンズに要注意!!』

視力が低下したり最悪の場合は失明することも!

カラーコンタクトに関する報告/コンタクトレンズについて/裸眼が一番

コンタクトレンズは、以前は視力の悪い人のためのものでしたが、近年はファッションとしてのカラーコンタクトレンズも市販されています。外国人と違って、日本人の目の色はほとんどが黒いため、目の色を変えておしゃれを楽しむ人が増えてきているようです。

しかし、眼科検診を受けなければ基本的には買うことのできない視力矯正用のコンタクトレンズとは違い、おしゃれコンタクトレンズは手軽に買える分、トラブルも多いとか…。

カラーコンタクトに関する報告

青や茶色に目の色を変えるおしゃれ用カラーコンタクトレンズの中に、かゆみや視力低下を起こしかねない製品があることが3日、国民生活センター(東京)の商品テストで分かった。

視力補正に使うコンタクトレンズについては、医療機器として薬事法上の規制があるが、単なるおしゃれ用のものには適用されない。

同センターで、おしゃれ用の製品10銘柄と、医療機器扱いの製品2銘柄について細胞毒性試験を行ったところ、かゆみなどの症状につながる「眼粘膜刺激」を起こす可能性がある製品が、おしゃれ用で2銘柄あった。

レンズ装用テストでは、利用者によっては視力が6段階以上低下した(視力1・0なら0・4以下)。レンズ形状のゆがみが考えられるという。

さらに、日本コンタクトレンズ学会の眼科医1113人の協力で、使用者の眼障害について調査したところ、昨年9月の1か月間で43症例が報告された。中には、最悪の場合は失明にもつながる「角膜潰瘍(かいよう)」になった患者もいた。国民生活センターは「安全性や品質が不確かなものを、安易に購入して使用しないように」と呼びかけている。
(2006年2月4日 読売新聞掲載記事より引用)


コンタクトレンズについて

コンタクトレンズは、目の中に入れるものですから、とても繊細なものです。 今は、使い捨てコンタクトなどお手入れの簡単なものもありますが、通常のソフトコンタクトレンズは、洗浄や煮沸、タンパク除去など、思った以上にお手入れが面倒です。

しかし、きちんと手入れをして何とかなるならまだしも、商品そのものが安全でない場合は、私たち消費者は「使わない」「買わない」以外どうすることもできません。

裸眼が一番

健康の面だけで話をするならば、視力のよい人は、裸眼でいるのが一番です。しかしどうしても度の入っていないカラーコンタクトレンズを使用したい場合は、安全なメーカーのものを使用し、使用後はきちんと手入れするようにしましょう。おしゃれで失明してしまうことのないように…。

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