お酒に効くお茶の効果とは?お酒の後にはどんなお茶を飲めばいい...

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二日酔いの予防解消に 『お酒の前後に緑茶を飲もう!』

効果的なのは、緑茶や玉露、煎茶、番茶など!90度〜100度くらいで。

お酒に効くお茶の効果とは?お酒の後にはどんなお茶を飲めばいいの?

お酒を飲む前後に、お茶を飲むとよいという話を聞いたことはありませんか。最近、カテキンブームで、お茶がカラダに良いということはわかっていますが、お酒を飲んだ後にお茶を飲むと、どのような効果が得られるのでしょうか。今回は、お酒を飲んだ後にお茶を飲むとよい理由や、またその飲み方や煎れかた、どんな種類のお茶がよいのかなどについて、とりあげてみたいと思います。

お酒に効くお茶の効果とは?

お茶には、非常に多くの栄養素が含まれています。その栄養素が一体、お酒の害をどのように和らげたり防いだりしてくれるのかを、ご紹介していきます。

○カテキン

最近注目のお茶の成分カテキン。カテキンは胃の粘膜を保護する作用があります。お酒のおつまみは油っこいものが多いので、カテキンで胃を守り、消化を助けてあげましょう。

○ビタミンC

お茶とビタミンC、お酒とビタミンCも、あまり関連がなさそうですよね。でもお茶にはしっかりとビタミンCが含まれていて、二日酔いの予防に効果を発揮してくれます。お酒を飲みすぎると、有害物質のアセトアルデヒドが増えるという話は、今までにも何度か取り上げました。でそのアセトアルデヒドの分解に必要な成分がビタミンCなのです。血液中のビタミンCやブドウ糖が多くあれば、アセトアルデヒドの分解能力を高め、つらい二日酔いを予防することができます。

○カフェイン

カフェインと言えば、コーヒーや紅茶ですが、お茶にもカフェインはしっかりと含まれています。眠気覚ましにカフェインを摂ると頭がスッキリするのと同じように、カフェインはアルコールによってマヒした脳の働きを、復活させる作用があります。次に、高い利尿作用で、有害物質アセトアルデヒドをカラダの外に排出する働きもあります。それに加えて、お酒によるカラダのむくみも解消されます。またカフェインは、アセトアルデヒドを分解するために必要なブドウ糖を増やす作用もあります。

○タンニン

柿にも含まれているタンニン。タンニンは、アルコールの吸収を抑えると同時に、利尿作用もあります。さらに、ノドの渇きも抑える効果もあるので、お酒を飲んだ後の脱水症状の予防にも効果があります。

お酒の後にはどんなお茶を飲めばいいの?

お酒の後に飲むと効果的なのは、緑茶や玉露、煎茶、番茶などです。90度〜100度くらいのお湯で煎れたお茶の方が、カテキンやカフェインが多く溶け出しているので、効果を得やすくなっています。お酒の前後には、熱いお茶を飲むことをオススメします。

また、一晩水で出した煎茶は、カフェインも40%くらい溶け出しているので、二日酔いには最適です。たくさん飲んだ日は翌朝に備えて、煎れておくのもよいかもしれませんね。また、カテキンには消臭作用があるので、朝起きて、お酒臭いなぁ…と思う場合の口臭や体臭の予防にも、効果を発揮してくれるでしょう。

お茶に含まれている成分のビタミンCやカフェインなどは、他の食品でも摂取することは可能ですが、こうして、様々な栄養素と効果を合わせて得られるお茶は、便利な飲み物ですね。

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