longingly8さん
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08年05月10日
温かさ寂しさ(田舎の風景) |
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【田舎の隣人、家族模様】
先日、私の実家のブロック塀に歩道の縁石を乗り越して車が当たった。
20時30頃、遠くの方でドスンと低く重い音がした。 父が何があったんだ。見て来ると言って出ようとした。
私が何でもないわよ、と言ってそれを制した。 2,3分後、裏のお奥さんが事故を知らせに来てくれた。
(我が家は塀と母屋の間に2階建ての納屋(お雛様、お盆棚、人寄せで使う食器等を入れておく)が2棟あり 母屋からでは通りの音があまり聞こえない。)
慌てて行ってみると20代半ばの気の弱そうな青年がただ立っていた。 周りには通りの向こう側の主人(子供の頃はちゃん付で呼び合った)が懐中電灯で
通行の車に危険を知らせ、二次被害防止をしていてくれた。 私は家に懐中電灯を取りに帰り交代した。薄着で寒そうなので引き取ってもらった。 裏からは(これも子供の頃はちゃん付で呼び合った)主人と先ほどの奥さんが出てくれて 青年に危険時に使う三角形は持ってないの?とか言っているのが聞こえた。
私が青年に怪我は? と訊いたら大丈夫ですとの返答。 警察には? まだ。 携帯持ってる? ある。 じゃあ、警察に連絡して 電話する。
ブロック塀は4枚が粉々で内側に落ちていた。 間もなく警察到着。 私は実家の住所、世帯主の氏名、生年月日、電話番号を訊かれた。
青年にも2,3質問をし、彼に自分の連絡先を私に渡すように促した。 彼は何かの資料の紙を一枚破り、その裏に住所・電話番号・氏名を記し、それをくれた。
警察は「我々は事故証明書を発行するまでの情報収集です。その後のことは当事者同士で話し合うように」 と言い残し行った。
我が家の東には片側1車線の道路が走っている。 昔からの道で南から北への進行では、ゆるく左へカーブしている。
青年は初めてこの道を通ったと言う。ずっと真直ぐにきたので油断していたら真前に家が迫ってきた。 慌てて左にハンドルを切ったらスピードを出し過ぎていたために縁石(高さ20cm以上)を乗り越して
ブロック塀に当たりながら1m程塀をこすり止まった。 彼が「僕死ぬかと思った」と一言。恐怖感から何をしていいのか分らない状態にあるのは見て取れた。
まだ20代半ば。可哀そうに思えた。 その内にJAFが来た。JAFの到着で裏の夫婦は帰った。
彼が塀のことを気にしていたので 「ブロック塀のことは心配しないで。父はうるさい人でないし穴さえ塞いでもらえればいいから」 と伝え、それより怪我がなくって良かったじゃないのと言って私も戻った。
◇
翌日11時ころ裏のおばさん(昨日の主人の母親)が歩道を通ったら穴があいているじゃない どうしたのかと尋ねてきた。
裏の家も二世帯住宅で若夫婦と老夫婦との接点は少ない。昨晩のことを伝える機会がないのである。 これも今の田舎の現状である。
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