患者の思いは【longingly8さんの健康管理カラダカラノート】

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08年07月13日

患者の思いは

< 病院が消える  | きょうから財務大臣 >
★今日午後母を乗せて父の許に。
 行った時には寝ていたが、母が呼びかけると

 目を覚まし、喋り始めた。
 ところどころに聞き取れる言葉がある程度で殆どは届かない言葉。

 「お祖父さんは・・」
     ・
     ・
 「お祖母さん・・」としゃべっている。

 母が「聞き取れないのよ」と言うと
 もう一度繰り返す言葉は全く同じであった。

 やはり父の意識はしっかりしている。
 そして
  「勉強しろ?」のような言葉を返した。
 聴き方を学べという意味か?

 母が父の手を握り涙ぐむと
 父も涙ぐんでいた。
 無念であろう。

 会話ができないってことの辛さを
 改めて感じ入った。
 


 墨をすり書をしたためていた人が2,3時間後には
 病床に。血栓とはこわいものである。

 人を別世界に連れて行ってしまう。
 今日父を見ていて思った。



 今日で入院も3週間が経過し4週間目に入った。
 当初1週間もつかな、との主治医の言葉に大慌
 てだった家族も体制を長期戦に変更した。

       ◇

 治療にも種類があるように思う。
 ①若かったら現役復帰を考えた治療、リハビリ
 ②老人なら生命維持を考えた治療のみ
 なのかな。であるとすると、どこで線引きされるのか。
 要素は年齢、健康状態、社会生活の如何、・・


 ・家族から日常生活ができるようにと願い出ればやってもらえるのか。
 ・リハビリは病院ではなく専用の施設があるのだろうが退院しなければ。

 ・リハビリは一刻も早く始めればそれなりに成果をだせると聞く。
  ということは病院併設のリハビリもあるのか。

 ・当の本人には意思表示ができない。
 ・家族が患者の意思を代行することになるが、それで患者の真意は伝わるのか。

 ・父の場合は母が施設帰りで全く正常とは言えぬため、長姉が代行し医師との折衝も務めている。

 帰りがけにいろいろ考えてしまった。
 自分の思いをかねてから家族に伝えておかねばならないな。
 そして自分がいかに無知であったかがよくわかった、この日であった。 

 夕刻長姉から電話があり、その中に
 「会話もできずに生きているのもかわいそう」
 と云う言葉がでてきた。 

 父がこの会話を聞いたら
 「オイオイ、お爺さんの命をそんなことで片付けないでくれ」
 と言うのか、はたまた何と言うのか訊いてみたい。


 親戚でも、会社関係でも葬儀に参列することは何回もあったが、
 その一つひとつに、最期を覚悟する身内がいたのかなと思った。
 「死す時」の言い渡しは医者だけではない。
 親族がからんでくる場合もあれば難しい。





【記録グラフ】
睡眠時間
6時間
睡眠時間(時間) のグラフ
   
コメント
めぱんだ 2008/07/13 23:57
重い事柄ですね。
ただひたすらlonging8さんの毎日綴られていらっしゃる日記を
読ませて頂いています。
そして、考えさせられております。
longingly8 2008/07/14 00:29
めばんださん
 子供の時、お年寄りが亡くなるのを何回かは経験していますが
 成人してかつ外野席からでない死に臨むのは今回が初めてです。

 今までは親戚の葬儀は両親の言うとおりに動いていましたから
 深く考えることもなかった。
 今回は父と云うことで姉たちが仲間に入れてくれたから。
 いろいろな事が見えてきました。
 (今までは蚊帳の外であった。別段、私も不満がなかった。)
 人間の営みをじっくり考えながら検証していきたい。
 そこから、何らかのこれから先に役立つヒントが得られればいいですね。
 
megu-lalala 2008/07/14 08:12
こんにちは。
私は5年前に祖母を亡くした時が初めての身近な人間の死でした。
同居していたので、半分母親のような存在でした。しかし、口うるさく、あまりやさしくしてはいませんでした。突然の危篤を聞かされたとき、自分もまわりも驚くほど泣いてしまいました。
母が長女でしたので、親戚への連絡や、葬儀の準備など全てやりましたが、あまり泣かない母。後で聞いた時には、全く実感が無かったそうです。
私も長女で、もし両親に何かあった場合、私がきちんとやるんだな…と初めて両親の死を考えた時でした。
祖母の死は私の精神的な成長にものすごい影響を及ぼしました。
悲しいけれど、そこからまた生きる意味やヒントをもらって、成長していくんですよね。。。
hapi 2008/07/14 19:45
お悔やみ申し上げます。暑い夏になりそうですが 普通の様でも普通に居られないのが人の死だと思います。
お体に気をつけてください
longingly8 2008/07/14 20:57
megu-lalaさん
 普段は忘れていますが
 こういう場合にはまだ長女、長男が取り沙汰されますね。
 夫も3男で核家族では家の中で慶弔の仕来たりについて話すことがありませんでした。
 ひとたび事がおきると右往左往状態です。
pino5 2008/07/15 00:41
舅、姑の介護が終わり嫁としての役目が終わり
今は長女として、自分の両親の現実をつきつけられています。

思うに、夫の両親で経験したこと総てが、いい経験になったと思います。
また、自分の両親のことで、老後、老いるというのはどういう事か、と
学んでいるところです。

本当に切ない思いをかかえていますが、今は亡き夫の両親の時も
ドタバタしながらも涙を流しながらでも、笑ったり嬉しいこともありました。
いい思い出になり、感謝してます。

お父様、お元気になられるといいですね。
longingly8 2008/07/15 01:46
pino9さん
 ありがとうございます。
 幸い父は自力呼吸をしています。
 意思伝達は不能ですが手を握り返したりはできますね。右手だけですが。
 それだけでも母にとっては大きな支えとなっています。
 毎日看護師さんが髭を剃って下さるのでさっぱりとした顔をしています。

 それにしても看護師さんの仕事はハード。
 良くやって下さる姿に家族としては感謝しきれません。
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