GATE【ローズウォーターさんの健康管理カラダカラノート】

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08年07月21日

GATE

< milk-eyed...  | ロス・アラモス >
★「GATE」(マーティン・シャーマン監督/松嶋菜々子・語り)@渋東シネタワー(レイトショー)

広島・長崎に原爆が落とされてから60年後の、2005年。
日本の僧侶たちが原爆の火をランタンに点し、
サンフランシスコからニューメキシコ州のトリニティ実験場まで行脚した。
世界初の核爆弾実験が成功した7月16日から、
長崎にプルトニウム弾が落とされた8月9日まで。25日間で灼熱の砂漠を2500km行く。

原爆の火を、その誕生の地で消すために。

この平和のマーチは当時話題にもなったし、
トリニティで火を焚くのなんか、まるでお盆の送り火みたいで、
これ以上お坊さんにふさわしい作法なんかないような気がする。
それに、夏のネヴァダやニューメキシコがどのくらい暑いか。
フリーウェイを、ランプ片手に歩くのがどれくらいしんどいか。
そう考えただけで頭が下がる思い。

でも、この尊敬すべき行動を記録したこの映画には、ウソがある。
「世界に届けたい真実の物語」というにはあまりにひどい。

たとえば、トリニティ・サイトは固く門が閉ざされていて誰も入れないとか。
(年に2回見学日があり、私もなかに入ったことがある。)

長崎の住職さんがトリニティ・サイトに立った初めての日本人だとか。
(少なくとも90年代には見学制度が確立していて、作家の林京子も訪れている。)

25日間で2500kmを歩く?
(人間に歩けるスピードか? 難所で車を使ったならそういえば良いのに。)


映画を制作したのはGND Fundという、民間の核兵器解体基金であり、
結末は基金への寄付を呼びかけるメッセージになっている。
そういうメッセージを送りたいなら、少なくとも事実に忠実であるべきだろう。

***

映画のつくりかたが釈然としないので
帰り道、初台からバス停4つ分歩く。
映画館で冷えきったからだが少しあったまる。

【記録グラフ】
万歩計
3782歩
万歩計(歩) のグラフ
   
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