母へのプレゼント
先日、母の日に高校3年生になる娘がネックレスをプレゼントしてくれました。
いつも叱ってばかりの私に、部活で忙しい中、休日のバイトでコツコツ貯めたお金でしたので、もう涙が出るほど嬉しかったです。
そんな母の日を終えて、週末に私の実家に家族で帰ったときのこと。
娘が「おばあちゃん、昔お母さんから貰った母の日のプレゼントって何だったかまだ覚えてる?」と私の母に聞いていました。
すると母はにっこりして2階へ私と娘を呼びました。
そこは今は物置になっている私が結婚する前に使っていた自分の部屋。
母は部屋の押入れからダンボールを取り出し、娘に中を開けてみてと言いました。
ダンボールから出てきたのは私が過去に母にプレゼントしたものや思い出の物がいっぱい入っていました。
幼稚園の頃に書いた似顔絵、紙のメダルに紙の帽子、地元の絵画コンクールに入選したときの絵と賞状、自分の記憶にないものが大半でしたが、
初任給で買ってあげた使い古してボロボロになった財布や、銀婚式にあげた旅行の半券、もちろん母の日のプレゼントもありました。
娘は横で凄い凄いと喜んでいましたが、私はもう涙がボロボロこぼれてきました。
何なんでしょうねあの感情。
感謝?感動?でもしっくりこないのですが、胸が熱くなるというか、言葉に言い表せない愛情を感じました。
私は本当に深い愛の中で育ったんだなと思いましたし、娘に対して同じ以上の愛情で育てれているのかを考えさせてくれる週末でした。
母に貰った愛は偉大ですね。
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