子供の成長痛の対処法は?7歳の孫ですが、時々足(膝の辺り)が痛いといいます。
|
||
質問者 こぶくれ さん 質問日 2007/02/13 08:22 回答 解決済 役立ち度 ★★★☆☆ | ||
検索キーワード: 「成長痛」 「乗り物酔い」 「薬」 「子供」 「思春期」
回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日 2007/02/14 19:44 |
どのようなお薬があるかというと、痛み止めの入っていない冷湿布やコールドスプレー、子供用の頭痛薬があります。温湿布はご使用にならない方がいいでしょう。いずれの薬も薬局やドラッグストアで買うことができます。
お薬をご使用になる時間ですが、食前・食後といったことはお気になさらず、痛いときにご使用になる方がいいでしょう。お話させて頂く注意事項は、以下の通りです。 ・冷湿布は、入浴30分以上前にはがす。 ・冷湿布は、入浴後30分以上経ってから貼る。 ・飲み薬は、多めの水で飲む(これだけでも胃が荒れにくくなります)。 お薬の成分の詳細については、現場の薬剤師にご相談下さい。また、日常生活に支障が出るほどの痛みが続く場合は、成長痛ではない可能性もありますので、整形外科の受診もお考えになった方がいいでしょう。 私は、成長痛の場合、薬は日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合に限りご使用になる方がいいと思います。それよりも、お孫さんが痛みを感じていることを真剣に受け止めて共感すること、成長痛は誰でも起こる可能性があるものと軽く受けとめないことの方こそ重要ではないかと思います。 具体的には、「辛い思いをしているんだね」というような言葉を返してあげて、お孫さんに自分は大切にされているのだということを認識できるような家庭を築くこと、お孫さんの成長痛をお友達や、近所の方々、学校の先生などにお話しなさって、いざというときに誰かが助けてくれるような人間関係を築くことです。現実的にはかなり厳しいと思いますが、このような人間関係を築くことこそ、ご家族の方がお孫さんにしてあげられる最大のサポートではないかと考えています。このような人間関係を築くことは、痛みが起こったときだけでなく、後述させて頂く体が大人になるための準備をする時期(一般的に言う思春期ですが、ここではそれよりも長い期間としてお話しさせて頂きます)に起こる可能性のある心身の問題にも関係してきます。 次に、成長痛と前後して起こる可能性のある心身の問題についてお話しさせて頂きます。成長痛を感じるようになる時期と前後して、体が大人になるための準備を始めます。そして、体が大人になるための準備をしている時期は、幼児期から成人になるまでの間で、心身ともに最もデリケートな時期なのです。 体が大人になるための準備をしている間は、体内のホルモンや各種神経のバランスが大きく変化します。このような体内で起こっている環境の劇的な変化に、体がうまく適応できず、様々な心身の問題が起こるようになります。成長痛もそのひとつです。そのほか、ちょっとしたことで憂鬱になったり、イライラしたり、反抗的になったり、乗り物に酔いやすくなったりします。何歳頃にどのような問題が起きるか、どれくらい大きな問題が起きるかは、個人差が大きいため、私にも分かりかねます。私は、8歳の頃から乗り物に酔いやすくなり、12歳の頃に成長痛を自覚しました。これらの症状は、15歳にはなくなりました。 このような問題は一時的なものです。大人は誰でもその地点を通過してきているわけですから、成長痛も含め、大人になるためのステップアップと肯定的にお考え頂ければ幸いです。お孫さんも大人になり始めたのだと、少し距離を置いて見守るような形で接していく時期が来たのかもしれません。 私の長い文章をここまで読んで下さり、ありがとうございました。最後になりましたが、こぶくれ様、お孫さん、そしてお二方の周りの方々が、よりいっそう健康でいることができるよう、お祈りさせて頂いて、お話を終わらせて頂きたいと思います。 |
|||
|
1. 回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日2007/02/14 19:44 |
どのようなお薬があるかというと、痛み止めの入っていない冷湿布やコールドスプレー、子供用の頭痛薬があります。温湿布はご使用にならない方がいいでしょう。いずれの薬も薬局やドラッグストアで買うことができます。
お薬をご使用になる時間ですが、食前・食後といったことはお気になさらず、痛いときにご使用になる方がいいでしょう。お話させて頂く注意事項は、以下の通りです。 ・冷湿布は、入浴30分以上前にはがす。 ・冷湿布は、入浴後30分以上経ってから貼る。 ・飲み薬は、多めの水で飲む(これだけでも胃が荒れにくくなります)。 お薬の成分の詳細については、現場の薬剤師にご相談下さい。また、日常生活に支障が出るほどの痛みが続く場合は、成長痛ではない可能性もありますので、整形外科の受診もお考えになった方がいいでしょう。 私は、成長痛の場合、薬は日常生活に支障が出るほどの痛みがある場合に限りご使用になる方がいいと思います。それよりも、お孫さんが痛みを感じていることを真剣に受け止めて共感すること、成長痛は誰でも起こる可能性があるものと軽く受けとめないことの方こそ重要ではないかと思います。 具体的には、「辛い思いをしているんだね」というような言葉を返してあげて、お孫さんに自分は大切にされているのだということを認識できるような家庭を築くこと、お孫さんの成長痛をお友達や、近所の方々、学校の先生などにお話しなさって、いざというときに誰かが助けてくれるような人間関係を築くことです。現実的にはかなり厳しいと思いますが、このような人間関係を築くことこそ、ご家族の方がお孫さんにしてあげられる最大のサポートではないかと考えています。このような人間関係を築くことは、痛みが起こったときだけでなく、後述させて頂く体が大人になるための準備をする時期(一般的に言う思春期ですが、ここではそれよりも長い期間としてお話しさせて頂きます)に起こる可能性のある心身の問題にも関係してきます。 次に、成長痛と前後して起こる可能性のある心身の問題についてお話しさせて頂きます。成長痛を感じるようになる時期と前後して、体が大人になるための準備を始めます。そして、体が大人になるための準備をしている時期は、幼児期から成人になるまでの間で、心身ともに最もデリケートな時期なのです。 体が大人になるための準備をしている間は、体内のホルモンや各種神経のバランスが大きく変化します。このような体内で起こっている環境の劇的な変化に、体がうまく適応できず、様々な心身の問題が起こるようになります。成長痛もそのひとつです。そのほか、ちょっとしたことで憂鬱になったり、イライラしたり、反抗的になったり、乗り物に酔いやすくなったりします。何歳頃にどのような問題が起きるか、どれくらい大きな問題が起きるかは、個人差が大きいため、私にも分かりかねます。私は、8歳の頃から乗り物に酔いやすくなり、12歳の頃に成長痛を自覚しました。これらの症状は、15歳にはなくなりました。 このような問題は一時的なものです。大人は誰でもその地点を通過してきているわけですから、成長痛も含め、大人になるためのステップアップと肯定的にお考え頂ければ幸いです。お孫さんも大人になり始めたのだと、少し距離を置いて見守るような形で接していく時期が来たのかもしれません。 私の長い文章をここまで読んで下さり、ありがとうございました。最後になりましたが、こぶくれ様、お孫さん、そしてお二方の周りの方々が、よりいっそう健康でいることができるよう、お祈りさせて頂いて、お話を終わらせて頂きたいと思います。 |
|||
|
この質問&回答はどれくらい役に立ちましたか? | ||||
---|---|---|---|---|
←役に立たなかった | ふつう | 役に立った→ |
関連Q&A
背中の痛み | 受付中 | (回答数: 2) |
---|---|---|
記憶喪失をすぐに治す方法はありますか? | 受付中 | (回答数: 1) |
咳はないが痰が絡む | 受付終了 | (回答数: 0) |
細長い発疹、出る前は痛痒い | 受付終了 | (回答数: 0) |
風邪をひいたらどんなことをして治しますか | 受付終了 | (回答数: 0) |
足のツレの予防法 | 受付終了 | (回答数: 0) |
手が冷たい | 受付終了 | (回答数: 0) |
貧血 | 受付終了 | (回答数: 0) |
怖いです… | 受付終了 | (回答数: 0) |
鬱病なのでしょうか? | 受付終了 | (回答数: 1) |