原因はお酒? 「蚊に刺されやすい人ってどんな人?」 |
夏の天敵「蚊」。 痒くてガマンできずにかいてしまって、跡が残る…という経験があるでしょう。 でも、同じ時間同じ場所にいても、蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人が ・O型の人 どうして??と疑問に思った人、以下のコラムを読んでみてください。 |
【詳細】 原因はお酒? 「蚊に刺されやすい人ってどんな人?」 |
夏になると、蚊が増えますよね。刺されるとかゆいし、気をつけていても我慢できずについつい掻いてしまって血が出ることもしばしば。さらに年齢を重ねて新陳代謝が鈍ったカラダだと、蚊に刺された跡もなかなか消えません。そうなると「我慢すればよかった…」と思っても、もう後の祭りです。 できれば、蚊に刺されないように何とか予防したいものですが、実はお酒をよく飲む人は、蚊に刺されやすいという説があります。果たしてそれは本当なのでしょうか。 今回は、そんな蚊にまつわる話を取り上げたいと思います。 |
■ どうして蚊は人を刺すのか |
日本では蚊に刺されたからと言って、大きな病気にかかることはありませんが、海外ではマラリアなどの感染症の原因にもなることもある蚊。日本には100種類くらいの蚊がいると言われています。その中でも人を刺す蚊は「ヒトスジシマカ」という黒と白の縞々模様の蚊と、「アカイエカ」と言う赤っぽい蚊の2種類です。 |
■ どうして蚊に刺されるとかゆくなるのか |
人間の血液は、空気にふれると固まるという性質があります。そうすると、蚊は、うまくタンパク質を吸収することができないため、血液を吸うと同時に、人間の体内へ唾液を流し込みます。蚊の唾液には、血液が空気にふれても固まらないようにする成分や、刺された時の痛みを和らげる成分が含まれています。しかし、その唾液に皮膚がアレルギー反応を起こすので、かゆみを感じるようになるのです。 |
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■ 蚊に刺されやすい人ってどんな人?? |
蚊に刺されるのは、かゆくてつらいですが、同じ場所に同じ時間だけいても、蚊に刺されやすい人と、刺されにくい人っていますよね?その違いは一体どこにあるのでしょうか。また、蚊はどのような人に近づいてくるのでしょうか。
O型の人は、一般的に蚊に刺されやすいと言われています。それは、これまでにもいろいろな研究で明らかになっています。その原因はどうやら、O型の人の赤血球の表面を覆っている物質にあるようです。
蚊は、二酸化炭素を目印に人間を発見します。つまり、人間が呼吸をする時に吐き出す二酸化炭素によって、蚊は人間を見つけるのです。二酸化炭素をはき出す生物=ほ乳類であることを蚊は知っているのです。 では、お酒をよく飲むことと、二酸化炭素を目印にすることは、一体どんな関係があるのでしょうか。
これは、体質やカラダの問題ではありませんが、蚊は明るい色や電気の周りに集まっているイメージがありますが、実は暗い色を好みます。光に集まっているように見えますが、暗闇にいる蚊はただ、私たちには見えていないだけなのです。 白い服を着ている人よりも、黒い服を着ている人に蚊が多く集まったという実験データもあります。しかも、黒い服を着ている人に集まった蚊の数は、白い服を着ている人の10倍とか…。この論理でいくと、色白の人よりも、色黒の人の方が蚊が集まりやすいということにもなります。 |
■ 最後に… |
蚊に刺されやすい人の条件を書いてきましたが、上記に当てはまらないからと言って、蚊に刺されないというわけではないのでそこは注意してくださいね。 |