ノースリーブも怖くない! 二の腕を引き締める方法 |
ダイエットをして、体重は減っても、なかなか細くならない二の腕。 実は二の腕を細くするには、腕を曲げたり、重いモノを持ち上げたり…ではなく 腕を伸ばしたり、物を押したりするときに使う筋肉を鍛えるとイイ! 二の腕を細くしたい方にオススメなのは、ダンベルを使った運動と腕立て伏せ。 |
【詳細】 ノースリーブも怖くない! 二の腕を引き締める方法 |
「二の腕を細くしたい!」女性なら誰もが思ったことあるのではないでしょうか。最近は、冬でもニットのノースリーブやキャミソールなどが流行しているので、年中二の腕のことを気にしなくてはいけませんよね。でも、ダイエットをしても、二の腕はあんまり細くなりません。それって、どうしてなんでしょうか。今回は、そんな疑問に答えると共に、二の腕を細くする方法をご紹介したいと思います。 |
■ 二の腕の構造 |
二の腕というのは、ヒジより上の部分を指しているのですが、この部分の筋肉は大きく分けて腕の内側にある「上腕二頭筋」と、外側にある「上腕三頭筋」の2つから成り立っています。みなさんが気になっている俗に言う二の腕は、この上腕三頭筋と呼ばれる部分のこと。この上腕三頭筋は、ヒジから上の部分の3分の2を占めています。 しかし、腕を曲げて、力こぶを作ってみても、上腕二頭筋の部分は固くなっても、なぜか上腕三頭筋の部分は、プヨプヨしたまま。それってどうしてなんでしょうか? |
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■ 上腕三頭筋が細くなりにくい理由 |
そもそも、この二の腕と言われる部分の筋肉は、日常のどのような時に使われる筋肉なんでしょうか。 上腕二頭筋は、腕を曲げたり、モノを自分の方に引き寄せる時に使います。例えば、カバンを持ったり、冷蔵庫を開けたりする動作で使うのがこの筋肉。一方、上腕三頭筋は、腕を伸ばしたり、物を押す時に使います。これは、例えば寝ころんで本を読んだり、お米を研いだりするときに使う筋肉のことです。 こうして比べてみたら、日常生活では圧倒的に、上腕二頭筋を使う機会の方が多いのは一目瞭然。筋肉は動かさなければ鍛えられないのですから、無意識でも自然に動かす機会の多い上腕二頭筋には筋肉がつきますが、動かす機会の少ない上腕三頭筋は、筋肉がつかないどころか、どんどん脂肪がついていってしまいます。ということは、逆に言えば、この部分をを意識的に動かしたり鍛えたりすれば、筋肉は自然につき、脂肪を燃焼することができるわけです。 では、この上腕三頭筋を鍛えるには、どのような方法があるのでしょうか。 |
■ 効果があるのは、ダンベル体操と腕立て伏せ |
一時、一世を風靡したダンベル体操。今は使っていないダンベルが部屋に転がっている方はそれを使って、ダンベルを持っていない方は、水を入れたペットボトルでかまいません。まずはそれを準備してください。ちなみに、重すぎるダンベルはオススメできません。普通の人なら500g~1kgくらいが適当。重いと、腕がすぐに疲れてしまって、同じ動作をくり返すことができませんし、逆に筋肉を痛める結果になってしまうので注意してください。 1,両手に持って、ヒジの曲げ伸ばし これって、ヒジを曲げているから、上腕二頭筋を使う運動じゃないの?と思われるかもしれませんが、そうでもありません。曲げることを意識して、腕に力を入れずに戻していれば、当然意味はありませんが、戻すときも、上腕三頭筋を使うことを意識して、ゆっくりと伸ばすようにしてみてください。そうすれば、上腕三頭筋も鍛えることができます。戻すときは、腕を下に下ろすのではなく、腕を前にまっすぐ伸ばした状態に戻すようにしてみると、より効果がありますよ。 2,机を下に押してみる ヒジを曲げたまま、手を机の上に置き、そのまま机を下に押し下げようと力を入れて下さい。このときにも、上腕三頭筋を使うことを意識するようにしましょう。これなら、仕事中にパソコンの画面を見ながらコッソリやっていても、周りの人にバレないかもしれませんね。 3,手を組んで引っぱる 両手を上下に鍵状にして組んでみてください。説明が難しいですが、両手をコの字型にして、両手の“コ”を引っかけるようにして組みます。両手を体の前で組んだら、そのまま胸の高さまで上げ、両手を引っぱってその状態のまま10秒間キープします。このときも、上腕三頭筋を使っていることを意識して!この動作は、バストアップの効果もありますよ。 4,腕立て伏せ |
■ 最後に |
上腕三頭筋は、普段ほとんど使っていない筋肉であると同時に、意識して使うことで効果が現れやすい部位でもあります。 毎日少しずつ、テレビを見ながらでも、動かしてやれば、効果は自然と現れます。日々の積み重ねで、憧れのほっそりした二の腕を手に入れてみませんか? |