椎間板ヘルニア│椎間板ヘルニアとは、椎間板ヘルニアの症状、椎間板ヘルニアの治療・予防・治し方、椎間板ヘルニアの改善・解消、椎間板ヘルニアの原因

用語検索Search
ワード新規ワード登録RSS
編集する

椎間板ヘルニア ( ヘルニア )

椎間板ヘルニアとは、椎間板ヘルニアの症状、椎間板ヘルニアの治療・予防・治し方、椎間板ヘルニアの改善・解消、椎間板ヘルニアの原因

椎間板ヘルニアとは?

背骨は臼状の骨が重ねってできている。その間をクッションの役目としてつないでいる軟骨が椎間板。その椎間板が圧迫されてパンクし、中にある中心部分(髄核)が押し出されてしまった状態が椎間板ヘルニア。このパンクした椎間板が神経を刺激するため、激しい痛みやしびれなどの症状を引き起こす。

椎間板ヘルニアの原因

椎間板も年齢と共に老化し、二十歳を過ぎた頃から弾力性を失っていく。加えて、特に近年は食生活の変化によってカルシウムが不足し、骨粗しょう症気味の人も少なくない。そのため、骨も老化して弱くなる。そこに日常生活の無理が原因で骨が変形し、椎間板を圧迫してしまう。
こうした状況に腰に負担のかかる姿勢やカラダ(骨盤)の歪みなど、日常の生活動作が引き金となって、椎間板ヘルニアを引き起こすと言われている。

椎間板ヘルニアの症状

腰に激しい痛みが起こる。足にもしびれやピリピリとした痛みを伴うこともある。特に前かがみをすると強い痛みを感じる。咳やくしゃみをしても激痛があり、立っているのも、座っているのも、ちょっとの時間ですぐに耐え難くなる。
脊髄や神経が圧迫されることによって、坐骨神経痛が引き起こされる場合も多い。
痛みはギックリ腰ほど早くは治まらず、一生この痛みがなくならないんじゃないかと思うくらい、苦痛を伴う痛みが長期間続くことも少なくない。

椎間板ヘルニアの治療法等

たいていの場合、安静にしながら生活行動を見直し、注意して生活を続けていくことで、通常の生活を続けられるようになる。パンクしてしまった椎間板が完全に回復することは難しいが、ヘルニア自体は3ヶ月~半年くらいの間に、おおむね治癒する。
ただし、ヘルニアの発生箇所によっては、排尿・排便に困難をきたしたり、あまりに強い痛みが長期間続く時などは、外科的な手術を行うこともある。
そのひとつの方法がレーザー治療。切開せずに皮膚の上からレーザーを照射して椎間板内の圧を下げ、パンクした椎間板を小さくする方法。メスを入れないため安心だが、状態によっては全く効果が期待できない場合もあるので医師と相談を。
その他には、全身麻酔をかけ、切開してパンクした沿革を摘出するラブ法。切開はせず、内視鏡を用いて摘出するMED法、局所麻酔でメスを刺し、髄核を一部摘出して内圧を下げるPN法などがある。


また、本サイト内で骨の健康度チェックという無料診断チェックができます。
自分のカラダが気になった人は是非一度トライしてみては?
シェアする