脳腫瘍とは?
脳腫瘍とは、頭蓋骨内にできた
腫瘍で、良性のものも悪性のものもある。悪性のものはすぐに外科的手術などの治療が必要。良性の場合でも放置すると神経症状を起こすなどの悪影響があるため、何かしらの治療を必要とする。
脳腫瘍には、脳そのものだけでなく髄膜や脳神経などに発生する
原発性腫瘍と、他の部位にできたガンなどから転移してくる
転移性腫瘍があり、いずれも総称して脳腫瘍と呼ばれる。そのため、他の部位にできる腫瘍に比べて種類が圧倒的に多い。
脳腫瘍の原因
脳腫瘍の原因は、放射線や化学物質、遺伝子の変異などが挙げられるが、その原因は未だ不明とされている。遺伝的に発生する脳腫瘍もあるが、ほとんどは単発性。
しかし脳腫瘍を促進させる恐れのある危険因子として、高タンパク質、高脂質な食生活や喫煙、過度のストレスなどが挙げられている。
また、最近では携帯電話やパソコンの電磁波も脳腫瘍の発生に影響があるのではないかとの研究が進められている。
脳腫瘍の症状
脳腫瘍は、初期の頃は吐き気や嘔吐を伴う頭痛が繰り返し起こる。次第に頭痛の感覚が短くなり、さらに長く、強くなっていく。比較的夜中や朝方に起こることが多く、横になったり、くしゃみをしたりすると痛みが強まる。
腫瘍が大きくなると、けいれん発作や意識障害を起こすことがある。成人でけいれん発作を起こした場合、脳腫瘍の疑いが強い。また、カラダが思うように動かないなどの運動障害や、視力の低下や視野が狭くなる、あるいは一部が見えないといった視覚障害、精神症状などが見られることもある。
脳腫瘍の治療法等
腫瘍ができた場所により治療法は異なるが、脳腫瘍の一般的な治療法は外科的手術による摘出法。ただし腫瘍の部位によっては全摘出が困難なため、
放射線治療や
化学療法(
抗ガン剤等)を併用することがある。
何にせよ、症状に気づいたらすぐに病院で
CTや
MRIなどの精密検査を受け、医師と相談して治療を早めに受けること。
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自分のカラダが気になった人は是非一度トライしてみては?