『冬の果物みかんを食べよう!』 栄養はビタミンCだけじゃない!疲労回復効果、ガン予防効果、食物繊維、血管と血液を元気にする効果などもある!?
みかんの種類・みかんに含まれる栄養素とその効果・みかんの選び方、食べ方・みかんを食べるときの注意点・みかんの皮の利用方法
外食の多い人は、ついつい高カロリーのものを食べてしまいがちです。特に現代人は外食でなくても脂質を余分に摂取しがちです。脂質を多くとりがちな人に必要なものは食物繊維です。食物繊維そのものに栄養はないのですが、腸に長く食べ物がとどまると、体に不要なものまで吸収してしまうので、そうならないよう、食べたものを長く胃にとどめて、腸で余分に栄養を吸収しないための手助けをしてくれます。 みかんの種類みかんと言っても、温州(うんしゅう)みかん、紀州みかん、いよかん、ぽんかんなど味も色も大きさも様々な種類のものが挙げられます。日本で言われる一般的なみかんとは温州みかんのことですが、温州みかんにも青いもの、赤いもの、酸味の強いものなど約200種類もの系統があり、収穫時期によって呼び名も味も変わります。今回取り上げるのは、この温州みかん(以下、みかん)ですが、これにはいったいどんな栄養素が含まれていて、どんな効果があるのでしょうか。 みかんに含まれる栄養素とその効果みかんにも、房、実などの部位にわけることができますよね。以下、その部位別の栄養素とその効果についてあげておきます。 ○みかんの実・「ビタミンC」 ○みかんの袋、スジ・「ペクチン」 みかんの選び方、食べ方上記にも書いたように、みかんの袋やスジの部分にも栄養は含まれています。ですから、食感はあまりよくないかもしれませんが、スジを取らず、袋のまま食べるのが栄養面では効果があります。お店などでみかんを購入する際は、皮の色つやがよく、ヘタが青くて小さいものを選ぶようにしましょう。皮の表面のきめが細かいものの方が、甘くてジューシーですよ。 みかんを食べるときの注意点この季節、コタツに入ってテレビを見ながらみかんを食べていると、ついつい余分に食べてしまったりしますよね。でも、みかんを食べすぎるとカラダを冷やしてしまいがちです。冷え性の人や、膀胱炎を起こしやすい人は、食べすぎに注意しましょう。また、みかんをたくさん食べていると、指先や手のひらが黄色くなってしまった…なんて経験はありませんか。この症状は、柑皮症(かんぴしょう)と言われているのですが、みかんを食べるのをやめると治ります。みかんは1日2〜3個が適量です。 みかんの皮の利用方法みかんの皮は、そのまま食べることはできませんが、さまざまな利用方法があります。 |