クロレラ│クロレラとは、クロレラの効能、クロレラの効果、クロレラの栄養

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クロレラ

クロレラとは、クロレラの効能、クロレラの効果、クロレラの栄養

キーワード クロレラ クロレラとは、緑藻類の淡水プランクトンの一種。クロレラは60%が良質タンパク質からできており、炭水化物葉緑素ミネラルビタミンなど多くの栄養素を含んでいる。
クロレラは免疫力を高め、滋養強壮、貧血改善、脂肪代謝の促進などの効果があるとされている。
ごくまれに、クロレラのアレルギーを持つ人もいるので注意。

クロレラ商品の買い方・選び方


クロレラとは、淡水に生息する植物性のプランクトンで、地球が誕生した頃から数十億年に渡って生き続けている非常に強い生命体です。クロレラの60%は良質のタンパク質から成っており、その他にも炭水化物や葉緑素(クロロフィル)、必須アミノ酸全種、ミネラル全種、ビタミンA、B群、Eなど多種多様の豊富な栄養素が含まれています。また、抵抗力を高めるとされるアルカリ性食品としても注目を集めています。

クロレラ商品を選ぶ時は、原材料やその製造方法、栄養成分の含有量に注目してみましょう。また、クロレラに含まれるフェオフォルバイトという成分によりアレルギー反応を起こす場合があります。心配な人は、(財)日本健康・栄養食品協会(JHFA)が規格基準を設けているので、JHFAマークのついたものを選ぶと良いでしょう。
また、クロレラは血栓症治療薬(ワーファリンなど)を服用している人は、治療薬の作用を阻害してしまう可能性があるため、必ず医師に相談するようにしましょう。

原材料におけるポイント

クロレラ商品のほぼすべてが、タンク等で培養されたクロレラが原料となっています。クロレラの培養には光合成培養(明培養)と非光合成培養(暗培養)があります。光合成培養とは、培養タンクに日光を通して培養しており、自然の恩恵を受けやすいため、葉緑素やビタミン、ミネラルなどの含有量が多くなります。逆に非光合成培養は、それらの栄養成分が少なくなるためお勧めできません。しかし、光合成培養ならどれも同じかと言えばそうではなく、部位によっても栄養成分含有量が異なるため、それぞれの含有量を比べてみるのが一番いいでしょう。
クロレラには約20種ありますが、中でも健康食品に多く使われているのが最も優れているとされるブルガリス種です。培養されたクロレラは乾燥させて粉末にしたり、クロレラエキスを抽出して製品化されています。この加工段階で過度の熱処理などが行われていると、クロレラの栄養成分が失われてしまう可能性があるので注意しましょう。
また、クロレラは細胞壁が厚いため吸収率が悪いという欠点があります。そのため細胞壁破砕という技術が用いられ、吸収率を上げているものがあります。確かに細胞壁を破砕すれば吸収率はグッと上がりますが、その過程で栄養素が失われることもあります。最近はクロレラも品種改良が進み、細胞壁が薄いクロレラも数多く登場してきているので、単に細胞壁破砕のものだけが良いとは一概には言えません。
原材料に関して言えば、きちんと原料の出所や原料から製品化までの製造方法などの情報を公開しているところ、つまりはきちんと自社管理ができているところのものが安心できると言えます。またJHFAマーク認定商品なども安心して選べるひとつのポイントになるでしょう。

栄養成分量におけるポイント

クロレラは、何と言っても豊富な栄養素が多種多様に含まれていることが魅力です。含まれている栄養成分量をきちんと開示しているものの中から、含有量が多いものを選ぶといいでしょう。ただし、非常に価格の差がある商品でもあります。基本的に日々の栄養補助として活用するものですから、あまりに価格の差がある場合は、多少栄養成分量が少なくても「継続できる」という点から安価なものを選んでも良いでしょう。原料の出所さえ疑わしくなければ、価格の差はあまりないと言えます。
クロレラの1日の摂取目安量は1~3gです。ただし、血栓症治療薬を服用している人は必ず医師に相談しましょう。最低でも3ヶ月以上は飲み続け、日々の生活で不足している栄養素の補助的な役割で活用するようにしましょう。ちなみに、空腹時に飲むのが効果的です。
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