機能性難聴

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機能性難聴

機能性難聴とは、について、の治療・予防・治し方、の改善・解消、の原因

外耳、中耳、内耳、蝸牛(かぎゅう)神経、脳幹(のうかん)に明らかな障害(器質性障害)がないにもかかわらず、聴力検査結果で異常がみられることがある。これは、純音聴力検査をはじめとした自覚的聴力検査が、被検者の全面的な協力を前提としているため、無意識であれ意図的であれ検査中の応答を偽(いつわ)られれば、検査結果に真の聴力が表れてこないために起こる。このような聴力障害の状態を、機能性難聴(きのうせいなんちょう)または非器質性難聴(ひきしつせいなんちょう)と呼ぶ。機能性難聴のうち、原因となる精神的ストレス(心因)が明らかであるものを心因性難聴、意図的に難聴を装った結果起こる難聴を詐聴(さちょう)と呼ぶ。また、ヒステリーが原因のものもこの病気に含まれており、これはヒステリー難聴と呼ばれる。真の機能性難聴は、まったく原因がわからない非器質性難聴だけを指す。


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