気管支炎とは？

気管支炎とは、ほとんどの場合、風邪によるノドの炎症が悪化して深く入り込み、気管支の粘膜にまで及んで炎症を起こす呼吸器系の病気。急性と慢性がある。
急性気管支炎なら、漢方などの治療薬を飲み、安静にしていれば、比較的短期間のうちに完治する。
慢性気管支炎は、急性気管支炎が慢性化したものではなく、また別の病気。２年以上にわたって痰を伴う咳が出るものを慢性気管支炎という。

気管支炎の原因

急性気管支炎の場合は、風邪による炎症が悪化して気管支まで及んで炎症を起こすことがほとんど。ずっと咳が出るので苦しいが、すぐに治るので心配ない。
慢性気管支炎の場合、主な原因は長期間にわたる喫煙や、大気汚染、粉塵やガスなど、周囲の環境に起因することが多い。７年以上喫煙を続けている人は危険領域。

気管支炎の症状

主な症状は咳が出ること。乾いた咳や痰を伴う咳が出る。咳が次第に激しくなってくると、発熱や胸痛、呼吸困難を引き起こす場合もある。
慢性気管支炎の場合は、強い咳や痰が常に出る。痰は白っぽかったり黄色味がかっていたり、人によってさまざま。急に動いたり、階段を上ったりして息が上がると、余計に激しく咳や痰を伴う。また寒くなってくると咳が出やすくなる。

気管支炎の治療法等

急性気管支炎の場合は、漢方を中心とした治療薬で炎症を抑えるのが主。
慢性気管支炎の場合も、気管支拡張剤、去痰剤などの治療薬を服用しながら、気長に治療することが大切。薬には人によって合う、合わないがあるので、医者と経過を見ながら適切な治療薬を見つけることが大切。
言うまでもないが、気管支炎になったら喫煙は絶対に止めること。

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