肝炎/急性肝炎│肝炎/急性肝炎とは、肝炎/急性肝炎の症状、肝炎/急性肝炎の治療・予防・治し方、肝炎/急性肝炎の改善・解消、肝炎/急性肝炎の原因

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肝炎/急性肝炎 ( 肝炎、急性肝炎 )

肝炎/急性肝炎とは、肝炎/急性肝炎の症状、肝炎/急性肝炎の治療・予防・治し方、肝炎/急性肝炎の改善・解消、肝炎/急性肝炎の原因

肝炎/急性肝炎とは?

肝炎とは、簡単に言えば肝臓に炎症が起こる病気。大きく分けてウイルス性肝炎とアルコール性肝炎の2つがある。(その他、薬物性肝炎や自己免疫性肝炎もあるが稀少)。
ウイルス性肝炎とは、肝臓にウイルスが住み着くことによって引き起こされる。日本人のほとんどは、このウイルス性肝炎である。

肝炎/急性肝炎の原因

最も多いウイルス性肝炎には、これまで5つの型が発見されている。

A型肝炎:
ウイルスで汚染された貝類を食べたために感染することが多い。日本においては、生牡蠣から感染することが多い。慢性化はしない。

B型肝炎:
血液やセックスから感染する。2~3歳までに母子感染することが多く、慢性化することもある。

C型肝炎:
社会問題となっているのがこれ。ウイルスチェックをしていなかった時代に行われた輸血や注射によって感染するケースがほとんど。血液製剤によってHIVウイルスと重複感染している場合も多く、大きな問題となっている。慢性化することもある。

D型肝炎:
B型同様に血液や体液を通じて感染する。B型と同時感染することもある。慢性化することもある。

E型肝炎:
衛生状態の悪い国で集団発生していたが、日本には存在していないと言われたいた。しかし近年、国内でも発症例が見つかった。渡航歴がない人にも発症している。経口感染し、鹿やイノシシの肉を食べて感染した例もあり、志望者も出ている。慢性化はしない。

慢性肝炎は、長期間にわたって肝臓の炎症が続き、肝臓がの細胞が繊維化して蓄積され、だんだん硬くなっていく。慢性肝炎の多くは急性B型肝炎や急性C型肝炎が慢性化したもの。
アルコール性肝炎とは、アルコール過多により、分解しきれなかったアルコールが肝細胞を破壊してしまうことで引き起こされる肝炎。
A型肝炎やE型肝炎、アルコール性肝炎は、おおむね急性肝炎。


肝炎/急性肝炎の症状

肝臓は「沈黙の臓器」とも言われるほど、病状が進行するまで症状に気づきにくい臓器である。そのため、定期検診が発見のカギになると言える。

慢性肝炎の場合、日頃から疲れやすい、カラダがだるいといった症状があるが、あまり症状に気が付かないことが多い。悪化し始めると発熱を伴ったり、食欲不振、吐き気などの症状が出る。
慢性肝炎の場合、症状に気づいていても放置していると、肝硬変や肝ガンになる可能性が高いため、異常を感じたら、できるだけ早く病院で検査を受けた方が良い。

急性肝炎の場合は、ウイルスに感染した後、数週間から数ヶ月後に発症する。症状としては、全身の倦怠感や食欲不振、発熱、吐き気、嘔吐など。進行すれば黄疸が出ることもある。
急性肝炎の場合は、入院して安静にしていることで、数週間で症状がおさまるが、時には悪化して他の病気を併発することがあるの要注意。


肝炎/急性肝炎の治療法等

慢性肝炎の場合は、炎症の状態と進行度などを詳しく調べ、状態にとって治療法が異なる。症状が軽ければ、食事や生活習慣に気を付けながら経過観察で済むが、中等度以上に進行しているようであれば、適切な治療を受けなければならない。
治療方法には、ウイルスを排除する治療法と、肝臓の炎症を鎮めて、病気の進行を抑える治療がある。
代表的な治療薬としては、インターフェロンによる薬物療法やエイズの治療薬でもある経口抗ウイルス薬などがある。投与する治療薬はウイルスの型によって異なり、人によっても効きやすい場合、効きにくい場合がある。さまざまな研究の成果で、この方法で治癒する人が増加している。
肝炎自体が完全に治癒しなくても、炎症を抑えられることで、肝硬変への進行を防ぐ効果も期待できるため、完全治癒だけを目的にせず、気長に治療を続けることが大切。

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