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胃潰瘍・十二指腸潰瘍 ( 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃かいよう )

胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療・予防・治し方、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の改善・解消、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因

胃潰瘍・十二指腸潰瘍とは?

胃潰瘍、十二指腸潰瘍とは、合わせて消化性潰瘍と呼ばれ、胃や十二指腸の壁に穴が開く病気。女性よりも男性の方が発症数が3倍多い。
消化管の壁に穴が開くのは、胃から出ている胃酸が主な原因となる。胃酸は食べたものを溶かす働きがあり、それが胃自体も溶かしてしまう。通常は胃の粘膜を保護する粘液や、胃酸の力をやわらげる重炭酸などが胃酸と戦い、胃壁を守っているが、何かしらの要因で胃酸が強まり、防御する役割の力が減少してしまうことでバランスが崩れ、胃や十二指腸の粘膜を溶かしてしまう。
また、最近はヘリコバクター・ピロリ菌が原因ではないかとされているため、再発する場合はピロリ菌検査を受けた方が良い。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因?


胃潰瘍、十二指腸潰瘍の最たる原因はストレス。精神的、肉体的ストレスを感じ続けることによって、自律神経が乱れ、胃液が分泌しすぎたり、胃の血流が悪くなることで、胃酸から防御する働きが弱まる。
その他の原因としては、喫煙や消炎鎮痛剤、ステロイド剤、抗生物質などによる薬物が挙げられる。薬物の中では特に消炎鎮痛剤がよく用いられて発症原因になるため、胃が弱い人は特に薬の飲み過ぎには注意。喫煙については言うまでもなく悪影響しかない。
またピロリ菌が関与しているとの見方も強く、ピロリ菌対策が予防につながるとされる。日本人では特に自覚症状がなくても、40歳以上で80%の人がピロリ菌に感染していると言われている。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の症状?


胃潰瘍、十二指腸潰瘍では、お腹が減っていると胃が痛くなり、お腹が満たされると痛みがなくなることが多い。ただし食べ過ぎると1~2時間後にまた痛くなる。こういった場合は消化性潰瘍を疑った方が良い。
初期の頃の症状としては、胸焼けやげっぷ、みぞおちのあたりに痛みを感じる、胸がむかついたり、食欲不振、嘔吐がある。
また、激しい痛みと共に顔面が蒼白になったり、冷や汗や吐血、真っ黒な便(下血)を伴うようになると胃や十二指腸の壁にすでに穴が開いてしまっていると考えられるため、緊急を要する。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍の治療法等?


胃潰瘍、十二指腸潰瘍では、最近は内科的治療(投薬)が進歩し、よく効くようになったため、外科的治療(手術)が減少傾向にある。
内科的治療では、症状の改善や再発防止を目的とし、胃酸の働きを弱めたり、粘膜を保護する薬を投与する。治療薬を服用しながら経過観察して治療を進める。
外科的治療では、内視鏡を用いて止血したり、開いた穴をふさぐ手術を行う。どうしても出血が止まらない場合や、何度も再発を繰り返す場合など、治療薬だけでは治癒できないと判断された場合、こうした外科的手術が選択される。

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