寝起きがつらい 『快適に目覚め、活動するためのヒント3』朝なかなか目が覚めない、スッキリしない、 元気が出ない…そんな人にとっておきの3つのポイント
太陽の光/朝風呂・朝シャワー/朝食バナナ
すっきり目覚めのポイント1 「太陽の光」人間の体内時計、実は25時間!1時間の差をリセット!「体内時計」という言葉を聞いたことはありますか?
体内時計の周期は生物によって異なっているのですが、人間の体内時計の周期は約25時間とされています。 ちなみに、昼と夜の明るさの変化や時間の経過がまったくわからない地下室のようなところで生活すると、睡眠、覚醒、体温のリズムは、自然と、約25時間の周期に近づくという実験結果もあるそうです。 しかし、1日は24時間です。 では、なぜ、私たちは24時間周期で生活することができているのでしょうか。 その理由は、光にあると言われています。 朝起きたらすぐに太陽の光に当たるといいと聞いたことがありませんか? それは、朝の光を目や体で浴びる入ることで、体内時計がリセットされ、 1時間の周期のずれを修正してくれるからなんです。 ですから、朝、明るい光にあたることがとても大切なんですね。 朝起きてから、窓辺などの光の当たるところで、 新聞を読んだり朝食をとったりするよう心がけてみてください。 体内時計がリセットされて、24時間のスタートを切ることができます。 すっきり目覚めのポイント2 「朝風呂・朝シャワー」交感神経を活発に働かせて、体も頭も活動態勢に!睡眠から目覚めてすぐは、体も頭もぼーっとしてますよね。特に低血圧の方は起きるのもつらい上に、そのぼーっとした状態が長時間続きます。睡眠中下がっていた体温が、朝になるにつれて上昇し、目覚めるわけですから、低血圧の人の目覚めが悪いのは当然と言えます。 また、生活が不規則な人も、いつも同じ時間に寝て起きるわけではないので、寝起きがつらい方はたくさんいらっしゃることでしょう。これから仕事!とわかってはいても、そんな状態では、布団から出るのも、パキパキ動くのも億劫ですよね。 この、ぼーっとする原因は、交感神経の働きが鈍っているからなんです。逆に言えば、この交感神経を活発に働かせてやることができれば、体も頭も活動態勢に入ることができるんです。 そんなときにおすすめしたいのが、熱めのお湯です。42~44℃くらいのお風呂に短時間でも入ることで、交感神経が活動し始め、細胞や内臓や筋肉も、活動を始めます。お風呂を沸かしている時間がない人は、熱めのシャワーでもかまいません。 もうそろそろ秋ですし、朝シャワーを浴びていた人は、少しの時間でも湯船につかってスッキリと活動をはじめてはいかがですか?それが難しい場合も、いつもより少し熱めのシャワーを浴びるようにしましょう! すっきり目覚めのポイント3 「朝食バナナ」体内ですぐにエネルギーに変わる糖質たっぷり!朝食を食べる時間がないし、食欲もないから、1日2食の生活を送っている…そんな方におすすめのお手軽朝食が「バナナ」です。 朝食を抜くと、体内のエネルギーがどうしても不足してしまいます。エネルギーが不足していると、体力も気力も上がりませんよね。脳は睡眠中も活動し続けているので、睡眠中もブドウ糖は減り続けています。ブドウ糖は脳を活発にしてくれる大切な栄養素です。ぼーっとした頭もブドウ糖がないと、なかなか働いてくれません。 そこで!朝食にはすぐに体内でエネルギーに変わる糖質を摂りましょう!つまり、ブドウ糖や果糖が多く含まれているバナナは、とても効果的なんです。値段も安く、手軽に食べられて朝食の代わりにもなるバナナ。みなさんも、朝、食べてみてください。それだけで、起きて数時間、体調の変化にびっくり!かも知れませんよ。 |