体にも心にもおいしい! 『旬の食材〜秋』夏に疲れた体をいやしてくれる自然の恵みがいっぱいの秋の旬な食材!
サンマ(秋刀魚)/サバ/カキ(柿)/ナス/サツマイモ
旬のものは体にも心にもおいしい!今は、食欲の秋。何かと食べ物がおいしくなる季節ですよね。 現在では、技術も発達し、野菜や果物、魚など、旬の季節に関係なく、 1年中ほとんどのものを食べることができます。
しかし、旬でない野菜や果物には、生長を早める薬を使っていたり、 必要以上に強い殺虫剤が使われていたりします。 魚介類も同様に、成長を早めたり、養殖などの技術も進んでいて、 旬でない食材には自然の状態ではないものが増えています。
今が旬の食べ物って?秋が旬の食べ物と、その働きをご紹介しておきましょう。 外食でも旬のものは多く登場してきます。 うまく旬のものを選んで、おいしく栄養を摂りたいものですね。 ○サンマ漢字で書くと秋刀魚で、秋の代表的な魚ですよね。 サンマの中でも特に注目すべきは栄養素はタンパク質です。 サンマのタンパク質は、牛肉やチーズより質が優れているとも言われています。 他にも、サンマには、胃腸を温め、疲労を取り除いたりする効果があり、 夏の暑さで疲れた体を回復させるにはぴったりです。 ○サバサバは、好き嫌いが分かれる魚ですが、栄養学的には、タンパク質をはじめ、脂肪やビタミン、ミネラルがバランスよく含まれ、特に、ビタミンB2とナイアシンが多く含まれています。また、サンマと同じくサバの脂肪は生活習慣病予防にも効果があります。ただし、サバは、新鮮なものを選ぶようにしてください。腐敗が早いため、古くなったものを食べるとアレルギー症状をおこす場合があります。 ○カキ(柿)柿には、ビタミンCが非常に多く含まれていますが、熟柿になると、そのビタミンCは半減し、干し柿ではさらに減少すると言われています。柿も秋まっさかりのこの季節に食べるのが一番ですね。
○ナス秋茄子は有名ですよね。ナスは秋になると皮は柔らかくなり、実が引き締まっておいしくなります。ナスは94%が水分で、それ以外の主な成分は、食物繊維や糖質です。
○サツマイモサツマイモといえば秋の焼き芋ですよね。サツマイモは、熱に強いビタミンCが豊富に含まれています。それ以外にも、ビタミンEは玄米の2倍、食物繊維も多く含まれています。
自然の恵みを楽しみましょう季節の魚は特に、旬に食べるのが、脂がのっていて、おいしいですよね。たとえ、1年中いつでも食べることができたとしても、その旬に食べるのと、他の季節に食べるのと全然味が違います。加えて栄養価も違ってくるのなら、断然、旬のものは旬に食べたいものです。 日本には四季があり、季節毎に様々な自然の恵みを受けることができます。人間も自然の一部、こうした自然の恵みをそのままいただきたいものです。 せっかく食べ物のおいしい秋ですから、旬のものをたくさん食べてみませんか。 |