ギックリ腰とは?
ギックリ腰とは、多くの場合、背骨を支えている筋肉やじん帯を痛めてしまった状態を指す。簡単に言えば腰が捻挫した状態、または腰回りの筋肉が肉離れした状態。
ギックリ腰は別名を「突発性腰痛」とも言うように、突発的に起こった腰痛を総称してギックリ腰ということもある。
ギックリ腰の原因
腰はカラダを支える中心部であり、常に負担がかかっている。それに加えて、歩き方や座り方、家事や仕事における日頃の姿勢や動作によって、さらに無理な負担が腰にかかってしまっていることが少なくない。
そうした日々の負荷によって椎間板が徐々に劣化していき、少しずつ小さな亀裂が入ることで、やがて激痛を伴うギックリ腰を引き起こしてしまう。
ギックリ腰の症状
重いものを持ち上げようとした時や、無理な姿勢で急な動作をした時など、突然、腰に激痛が起こり、ひどい場合はその場で動けなくなる。
一般的には2~3日安静にしていると腰の痛みは治まるが、足や腕に痛みやしびれを感じるようになった場合は、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症の疑いがあるため、整形外科で検査を受けた方が良い。
ギックリ腰の治療法等
ギックリ腰であれば、安静にしていれば2~3日のうちに痛みも引き、良くなる。まずは腰に負担のない姿勢で安静にしていることが先決。絶対に無理はしないこと。ギックリ腰になってすぐの頃は、熱や腫れがあれば冷やし、それが治まれば温めると良い。
その後も頻発する可能性があるので、日頃から中腰で作業しない、腰を落として膝をついてから立ち上がるとか、腰に負担を掛けない動作を心がけることが大切。また、腰を支える腹筋や背筋を鍛えることは再発防止につながるため、カラダへの負担が少ない水中での運動がオススメ。
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自分のカラダが気になった人は是非一度トライしてみては?