スピード出産!!
夜の12時、寝ようと思って横になった瞬間、
お腹から「ポンッ!」という音と共にズキッと痛みが走り、少量の出血がありました。
量は少ないし、連続的に水が下りているわけではなかったので、破水なのか半信半疑。
『痛かったのはたまたま胎動で、蹴られた場所が悪かったとか?』と思う。
でも、お腹に力を入れるとちょっとお水が出てくるみたいだし、痛みの時間を記録するとすでに10分間隔。
数日前からずっと夜の陣痛もどきは続いていたし、以前に内診の出血と破水を間違えたこともあったので、
『まさかぁ(´▽`)』と思っていて、まさか本物の陣痛だとは思っていませんでしたw
(お風呂の後にお腹が痛くなることなんて、臨月前から頻繁にありました。)
本物の陣痛か分からず、30分ほど様子を見ているうちに、痛みの間隔はすぐ2~5分間隔へ。
でも『2分感覚にしては我慢できるくらいの痛みだなぁ???』と思いながら、
さらに40分ほど様子を見つつ入院の用意をして、病院に電話しました。
立っている方が楽だったみたいで、病院に向かう車の席に座ると痛みが増したようでした。
病院に行くと、まずは手術着?にお着替えし、分娩台へ。
その時点で子宮口は4cm。
数週間前から「子宮口が2cm強開いている」と言われていたので、
『まだ4cmかぁ。これから時間かかるんだろうなぁ(-_-;)はぁ=3 』という印象。
その後すぐ看護婦さんに浣腸されて(;_;)お手洗いへ行ったものの、
『思いっきりいきみ過ぎてここで生まれたら困るw』と変な心配をしてしまいました(^^;)
でも、ここで済ませておかないと、もう今後は出せません!
その後もずっと陣痛は2分間隔だったけれど
『これが産みの苦しみかぁ。そろそろベビたんに会えるんだぁ♪』と、ほくそ笑みつつw、息を吐いて痛みを逃しました。
そんなこんなで、病院到着の1時間半後には、子宮口は8.5cmに。
初産なのに、進みが早くてビックリです(^▽^;)
その頃には、もうほくそ笑んでる余裕は無く、何も考えずに痛みに耐えるだけでした。
・・・というよりも、その後1時間半はいきみを我慢するのが辛くて必死でした。
陣痛が来ると『もう出そう!いきみたい!』という思いが押し寄せてきて、
『でも今いきんだら、私の体が裂けて汚くなっちゃう!』という気持ちで必死に息を吐き続け、
でも結局は看護士さんに「もういきみたいんですけど!!!」と主張w
そこで助産士さんが診てくれて、手で子宮口を広げてくれた?のか、なんかちょっと楽に。
この時、子宮口が9.5cmになっていて、周りではベビちゃん受け入れのための準備が始まりました。
すぐに子宮口10cmになり、先生がここで初めて登場。
いきんでいいと言われて、正直るんるん♪でいきみましたw
私は陣痛が来たらいきむ、を繰り返すこと数回。
頭を上げて、お尻も上げて、体全体をcの字にするのが良いらしいです。
その頃、先生はというと、いきんでる最中に体にハサミ入れてました。
切る前に注射されたような気がしないでもないけど、とりあえず切られてるのは分かりました。
でも、いきみに集中しているため、痛みは感じません。
その後、先生の「頭が見えたよ」との言葉で俄然やる気になった私はそれまでより激しくいきみ、
無事にベビーもにゅるっと出てきました!
羊水?が一緒に大量に出たので、とにかくにゅるっという感じです。
でも、体がピキッといって、間違いなく裂けました・・・が、結局、最初の痛み&破水から5時間弱で生まれてきてくれました♪
出てきて数秒後に「ふぎゃぁふぎゃぁ」と泣き出したベビーの声は結構ハスキーボイス。
すぐに体を簡単に拭いて、胸の上に乗せてもらい、おっぱいを口に含ませました。
『わ~(^▽^)!!』という感じで、ベビーに意識を集中。
その間、体は注射され、傷を縫われているのです・・・。
注射されたって痛いものは痛いのですが、仕方ないので赤ちゃんに意識を集中して気が紛らわしました。
その後、感動で胸がいっぱいになったのは、出産から数時間経ってベビーを抱っこした時。
『生まれてきてくれてありがとう』という気持ちで胸がいっぱいになり、幸せを実感しました。
|