回答者 no name ( 経験者 ) | 回答日2007/01/10 17:17 |
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大勢の人の前で話すとき顔が赤くなるのは、自分だけにある特別なことではありません。程度の差こそあれ、人間なら誰にでもある普通のことです。誰にでもある普通のことを、自分だけにある特別なことと考えないことが赤面症を克服する第一歩です。
大勢の人を前にしてスピーチするとき、うまく話せるだろうかと不安になりますが、これも誰でもが経験することです。「落ち着こう、落ち着こう」と、心の中で何度繰り返しても、不安はなくなりません。これは注意が不安に向かっているからです。注意を不安に向けると、不安はますます強くなっていきます。 注意を「聴衆を自分のスピーチで感動させる」ことに向けてください。 不安を取除こうとする必要はありません。不安なまま、ビクビクしたままで行動すればいいのです。 以上は神経症の治療として最も効果があるといわれる森田療法の基本的な考え方である森田理論によっています。 スピーチの達人といわれる人の多くが、過去赤面症に悩んでいたという事実をご存知ですか? 彼らは森田理論で赤面症を克服したのだと思います。 |
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