回答者 cat さん ( 専門家 ) | 回答日2007/01/24 12:48 |
![]() |
むかしむかし、ロシアのアニチコフさんという方がウサギに
卵を食べさる実験をしました。 するとそのウサギの血中コレステロール値はみるみる上昇。 結果卵を食べるとコレステロール値が高くなり、それによって 動脈硬化を起こすというウワサが広がりました。 コレステロールは肉、魚、卵などの動物性食品に多く含まれます。 ウサギなどの草食動物は食べ物からコレステロールを摂取できない ため、コレステロールを100%体内合成します。 なので、動物性食品を食べさせられれば一時的に 血中コレステロール値が高くなるのは当然です。 よって卵は良くないというのはまったくのガセ。 (たまにお医者さんでも卵はダメという人がいますが、 残念ながらその方は情報不足です・・) 卵はプロテインスコア100の完全栄養食品です。 動物性なのでもちろんコレステロールを含みますが、 体内のコレステロール値を下げる成分も含んでいます。 アミノ酸を効率よく摂取し、健康を維持するためには 欠かせない食材です。 卵より、肉の脂身や揚げ物、スナック菓子、ファーストフードの方が キケンですよ。 それから野菜・ビタミン不足、運動不足、肝臓に負担をかける行為 (飲酒、たんぱく質の不足など)もコレステロール値を高くします。 どうぞお気をつけくださいね。 |
---|