回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日2007/03/22 23:36 |
![]() |
santahana様の場合ですと、C型肝炎が悪化したというのが結論です。先週木曜日の検査の時点では、残っていた肝細胞だけでもなんとか肝機能を維持できていたのですが、それから病気がさらに進行してしまい、残っている肝細胞では肝機能を維持できなくなってしまったと考えられます。
現在のところ、C型肝炎に対する決定打は肝臓移植しかありません。基本的には、薬物療法や生活習慣の指導などで、症状の悪化を遅らせることしかできないのです。 santahana様の場合は、数十年かけて徐々に悪化してきたC型肝炎により、肝硬変や肝臓癌を発症してしまい、2/8に手術なさったのですが、ウイルスに侵された肝細胞を完全に取り除くことまではできず(つまり、完全に治療することはできず)、肝機能が維持できなるくらいまで肝障害が悪化してしまったと考えられます。なお、ウイルスに侵された肝細胞と正常の肝細胞を見分けることは、現時点では不可能に近いのです。決してドクターの腕が悪かったわけではありません。 また、手術後に肝障害が再発した場合、基本的に手術はできません。残された人生をどれだけ充実して過ごすことができるかが課題となってくると思います。santahana様も、ドクターと充分に話し合い、santahana様はどのように過ごしたいとお考えなのか、ドクターはどのようにお考えなのか、santahana様にとって充実した人生とは何かというような点において、santahana様ご自身の答えを見つけて頂きたいと思います。 最後になりましたが、santahana様が、今後の人生を充実して過ごすことができることをお祈り申し上げます。結局何の解決にもならず、申し訳ございません。 |
---|