回答者 れへばじ さん ( 専門家 ) | 回答日2007/03/23 01:08 |
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便秘は、排便の有無だけでは決まりません。便が丸い、硬い、少ない、排便してもすっきりしない、排便時に肛門が痛む、排便時に強く力まないと排泄できないなどの症状がある場合も便秘の定義に含まれます。ですので、質問して下さった方の場合、慢性的な便秘の可能性が最も高いと考えられます。
椎間板ヘルニアでこのような症状が起こることもまれにありますが、それ以上に辛い症状として、坐骨神経痛(臀部から大腿後面、さらに下腿後面にかけての痛み)や、特定の姿勢でいると激痛が走るなどの症状があります。これらの症状がないようでしたら、椎間板ヘルニアの可能性は低いと考えられます。 椎間板ヘルニアのことを気にしていらっしゃるようですので、ここでは予防と治療について簡単にお話しさせて頂きます。 予防は、第一に同じ姿勢、特に中腰でいることを避けることです。無理な負担がかかってしまうような姿勢にならないように気をつけるだけでもかなりリスクが軽減されます。 治療には、姿勢に気をつけるように指導しつつ、痛み止めを飲むようにします。なお、治療には長い時間がかかることが多く、痛み止めを飲む期間も長くなります。そのため、胃を荒らしにくい痛み止めがよく使われます。 質問して下さった方の場合、便秘を予防するように生活習慣に注意なさってはいかがでしょうか。そして、どのように体調が変化していくのかを確めて頂きたいと思います。 最後になりましたが、質問して下さった方が、より健康に過ごすことができることをお祈り申し上げます。 |
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