肝硬変について

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回答者 しゅう さん ( 専門家 ) 回答日2007/12/02 23:44
答え 肝硬変は簡単に言うと肝臓で解毒等をやってくれる細胞が死んでしまっている
状態です。
例えば黄疸はビリルビンを体外に排出するために肝臓が処理しているのですが
それが出来なくなってしまうために起こる症状です。

まず、肝硬変から正常に戻すという治療法はありません。
死んでしまった細胞は生き返らせることが出来ないからです。

移植については、いわゆる生体肝移植という家族の肝臓の一部を
もらって移植する方法もあるので、絶対に無理というわけではありません。
しかし、ドナー(提供者)が家族の場合、その方も手術して肝臓の一部を
取り出されてしまうことから、やはり最初は疲れやすかったり、
黄疸を起こしてしまうという事を聞いた事があります。
そのリスクを背負った上で提供してくださる方ではないと無理でしょう。

もちろん、セカンドオピニオンを考える事もいいかもしれません。
しかし、何箇所も回るという事は逆に病院難民?というか治療難民になる
可能性もあるわけですから、その辺りも慎重に考えたほうが良いでしょう。
今の医師が信頼できる人であればお任せしたほうが良いかもしれません。
(移植の場合は専門病院を紹介してもらうと良いでしょう)

まとめると、
・肝硬変の根本的な治療法はない
・移植は肝臓の場合は家族間でも行える場合がるためある程度可能性はある
・セカンドオピニオンは慎重に。現在の主治医が信頼できればそのままのほうが良いのでは

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