回答者 都会の森 ( 経験者 ) | 回答日2007/12/09 21:41 |
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仕事のストレスから過食に走り、肥満と高脂血症だけに留まらず2型糖尿病(インスリン抵抗性悪化)になってしまった経験者の話としてお聞き下さい。
参考URLとして岡田斗司夫さんの「いつまでもデブと思うなよ」をご紹介しておきます。 この本を読むと、「破産する人はみんな、自分の借金状況を知らない」という話が出てきます。 肥満や糖尿病になるのも「自分の体の状況を知らない(知ろうとしない)結果」なのだと思います。 幸いあなたは今、食事の記録を付けておられるようですね。それで、「なんか最近食べる量が増えたんですけど過食でしょうか??? 」・・・と心配し始めたのは良い傾向だと思います。その心配が、良い動機付けになるからです。 私も「カラダカラ」の記録ノートで食事記録と体の各種バイタルデータの記録を付けて、常時自分の体の状況を把握し始めています。 その結果、今は開始時(約1ヶ月前)から比べて4kgほど減り、血液検査の結果も徐々にではありますが改善に向かいつつあります。 ちなみに糖尿病については厚生労働省生活習慣病対策室が運営している下記のサイトの説明が分かり易くて良いですよ。 http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/tounyou/ 自分が糖尿病なのかどうかを今確認しておくのも良いかと思います。 糖尿病かどうかを調べるための検査としては、例えばブドウ糖75g負荷検査というのがあります。 http://www.saichu.jp/sinryouka/kensaka/dm_test/budoutou.htm http://www.saichu.jp/sinryouka/kensaka/dm_test/budoutou_kensa.htm この検査は、前日の夜8時以降の夕食と朝食を控えて、空腹時の採血と採尿を計った後、75gのブドウ糖が含まれた220ml の検査液(味は三ツ矢サイダーにそっくりの炭酸飲料です)を飲み、30分、60分、120分の間隔で採血と採尿を繰り返し、血と尿の中の糖分の変化を調べるものです。 http://www.toyro.co.jp/library/kenkou/kenkou04_02.html ↑にも記載がありますが、この検査だけではなくグリコヘモグロビン(HbA1c)の値なども調べ、糖尿病か否か確定診断することになります。 糖尿病は早期に発見できれば、インシュリン投与の必要もなくインスリン抵抗性改善薬(「アクトス」という薬が最近使われています)の服用と食事運動療法、管理栄養士による食事相談等により治療することができます。 怖い怖いと思うだけでは何も解決されません。まずは「自分の今の状態をはっきり知る」ことが大事です。そこから「次に何をすればよいのか」が決まり、「何をしたか」によって自分の健康を維持できるか否かが決まります。 一歩を踏み出しましょう。それは決して怖いことではないですから。 |
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