回答者 檸檬 ( 経験者 ) | 回答日2008/01/14 22:32 |
2年前私も摂食障害になりました。
すぐ隣の友達を見て「嗚呼、あの子よりはまだ太ってる」「この子よりはまだ食べている」と自分を安心させながら徐々に食べる量を減らしていって、遂には159cm36kgにまでおちこみました。それにプラスして陸上部だったので(練習は先生に止められて歩いていただけでしたが)どんどん体重は減るばかり。もうやつれた、というよりはガイコツ状態です。気づけば頬はこけて血の気は本当に失せていました。正直、立って歩けたのが凄いと思います。 両親ともに泣かれ、怒鳴られ、でも話し合いを何十回も繰り返して一回だけ病院にいくという事になりました。翌日ふてくされながらも病院に行き、そこで意外な事を言われました。 「適正体重にならなきゃいけない?そんなこと無いよ。生きてく上で支障の無い位の体重になればいいんだよ。痩せてるのがカッコいいし素敵だろ?それならそれで良いじゃない」 その言葉にびっくりして耳を疑いました。そして先生の言葉で意地を張っていたのが無くなりました。なんだ、そうなのかって私には思えました。 先生の話によると生きていく上で支障の無い体重=BMIが18なのだそうです(モデルさんでもBMIは18位だそうですよ) そして摂食障害の人が嫌がる(私はそうだったんですが)揚げ物や高カロリー食は食べなくても良い!これが魅力的でした。上記の言葉もあって、私は病院に入院する事を決断しました。 やっぱり入院する科が科だけあって同じ病気の人が何人もいて先生の愚痴を言ったり、栄養の事とかの意見を交換できたりして意外に有意義でした。 それに病院食は栄養バランスがきちんと取れるようにしてあるので退院した後の食生活改善にも役に立ちました。 かといって私自身、病院食を最初からばくばく食べていたわけではありまんよ。最初は朝牛乳だけだったりとか欠食が多かったんですが、先生と決め事をしていました。 昨日の食事よりも一品多く食べる!(一日目が牛乳だけだったら、次の日は牛乳+卵焼きを食べる等)そうやってどんどん増やしていきました。 もちろん、運動だってしていましたよ!ようやくご飯が半人前食べれるようになったら10分の散歩の許可がおりました(当時はトイレ以外動くのだめ!でしたから) 食べる量が増えるごとに少しずつの運動をして筋力をあげようという先生との作戦です。 筋肉が脂肪より重たいのはご存知でしょうか?食べるのも大切、だけど食べる事を目的とするんではなくて筋肉をつける事を目的とする。勿論筋肉になるのはタンパク質。筋肉を動かすように命令するのは脳。脳の栄養は主食からしかとれません。そう考えていくと自然に食べ物が口に入っていくようになりました。 これで私は改善していきました。 病気以来、健康志向な性格になりました。でも1.5人前は食べていますよ!体重も増えて、今では46キロです! それより心配なのは生理がきていない事。 先生の話によると摂食障害の人が生理をこさせようとすると完全に治ってから一年位必要なのだそうです(人にもよりますけどね)。恥ずかしい話、私ですらまだ生理がきていません。 そうすると一般的に言われるように妊娠もそうなのですが、骨粗鬆症にも影響してくるのだそうです。将来、骨粗鬆症で人生を棒にふりたくありませんよね。 病院に行っていると言われましたが、それは婦人科とかではありませんか? 生理を治す、のではなく摂食障害をまずはじめに治しましょう!それでないと生理はいつまでたってもきませんよ。 診察を受けるなら精神科です。嫌だ!という気持ちは経験者だから分かります。でも回答なさっている皆さんの言葉みたいに素敵な体型になりたいと思うなら、そこは折れてくださいね。 もちろんカウンセラーさんや管理栄養士さんとの話し合いなんかも良いと思います。でも病院での入院は良いきっかけになると私は思いますよ。 経験談を長々とすみませんでした。じっくり考えて自分が良いと思う決断をしてくださいね。 |