お腹がポッコリ

トップページ > 健康Q&A > 不愉快通知入力フォーム
回答者 akaonidon さん ( 専門家 ) 回答日2008/10/21 13:04
答え それだけの運動を続けて効果があまり見られないということは、何か改善しなければならない問題があるということだと思います

お腹ぽっこりの見た目の原因には内臓脂肪が原因の場合と皮下脂肪が原因の場合と腹筋群(特に腹横筋)の筋力低下などがあります


確認したほうがよいポイントは
腸の状態
姿勢
食生活
飲酒の有無と飲み方
運動全般

どれも関連していて一つだけ見ても全体が見えてこないのですが
腸の状態は便の状態、においなどから判断しやすいと思います
胃腸が活発に動いている状態ですと内臓脂肪がつきにくく、消化吸収も滞りなく行われるので
疲れにくく、調子の良い状態が続きやすくなります
腸内細菌がいわゆる善玉菌優位の状態を維持していくことが大切です
毎日排便があり、硬すぎず柔らかすぎず、色は黒ではなく茶色から黄色がかった状態が良いとされにおいもあまり無い状態が理想です
おならの臭いもあまりしないほうが良いです
食事記録からすると、野菜をもう少し摂ったほうが良いと思います
卵を摂ることに問題がないのであれば食べたほうが良いでしょう
コレステロールが多いから敬遠されるかたもいらっしゃいますが
コレステロールが多いからコレステロール値が上がるわけではありませんので
それ以外は特に問題ないと思います
後は起床後、運動時、お風呂後など水を不足しないように十分に飲んで下さい、出来れば冷えたものではないほうが良いです
体重計などでは計測は出来ませんがこれだけで代謝に違いが現れます


姿勢についてはお腹を圧迫するような姿勢ですと腸の働きも悪くなり、肋骨が下がって余計にお腹がぽっこりしやすくなります
頭のてっぺんが上から引っ張られてるような意識をもって姿勢に気を配ると良いでしょう
その姿勢のまま腹式呼吸と胸式呼吸を、ゆっくりと完全に息を吐ききるまで行ってください
運動を始める前の儀式と思ってやると継続しやすいかと思います
腹式呼吸を10回の後、胸式呼吸を10回ほど行うのが良いかと思います
横隔膜を使うことによって内臓の働きも活発になりますし、腹横筋を鍛えることにもなります
また胸式呼吸によって肋骨の動きを取り戻し、正しい姿勢を保持しやすくもなります

そして正しい姿勢でトレーニングをしていると効果が出やすくなります
悪い姿勢でトレーニングをしていると効果が出にくいばかりか、良くない姿勢を助長してしまいますので
トレーニングの際にはフォームを毎回常に意識して行ってください

例えば、腕立て伏せをしておられるようですが
体をまっすぐ維持したまま(立っている姿勢と同じ様なまま)できていますか?
腰のあたりが重力に負けて落ち込んでいたり、顔を前に出した姿勢でやっていたり
同じようなことをしていても使う筋肉も効果も変わってきます
出来ているか不安なときは写真は動画を撮ってもらって確認すると良いと思います
回数を増やしたり負荷を上げたりするのは後で構いませんので
正しい姿勢で行うということに注意してください
きれいにできない場合は膝をついて負荷を下げたり、テーブルに手をついて(斜めの状態で)行ったり、段階を踏んでフォームが崩れないようにしてください

トレーニングはスポーツだと思って取り組んでいただくとわかりやすいと思うのですが
テニスを文章でいくら学んでも実際行うのは難しいかと思います
正しいフォームを見たり、学んで、自分で試しながら焦らず取り組んで下さい

まだまだ書きたいことはありますが
長くなりましたのでこれくらいで失礼させていただきます
言い訳をさせていただきますと、ネット上の質問は情報があまりにも少ないので
上記のどれにもあてはまらない場合は今回はお役に立てないと思います
それでも何かしら他に原因があると思いますので、じっくり原因を探してみてください
効率よく効果を得られる方法はたくさんあります、時間をかけることが努力するということだとは思いませんので
良い方法を探しながらこれからも頑張ってください





不愉快通知フォーム
「掲載内容が不愉快」「書き込みを削除してほしい」ときは、こちらからご連絡ください。
内容を確認いたしまして、参加投稿ガイドラインに基づき、対応させていただきます。

不愉快な内容や理由


copyright all right reserved intelligence technology inc,
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。