回答者 akaonidon さん ( 一般人 ) | 回答日2008/12/23 17:52 |
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専門書に書いてあることは何かしらの事実を元にしていることがほとんどですが
だから、その見解がすべて正しいとは限りません ある話が前提にあったり一側面からとらえている場合も多く、さらっと書かれていること(今回のように詳しく機序など説明が無い場合は特に)鵜呑みにされると誤解を招く場合も多いですので気をつけてください そういうことがあるから良くない本というわけではなくて、どの本でも大抵そういったことは起こってしまいます 書き手が伝えたいメインの情報と読み手が興味を持つ情報が同じとは限りませんので 書き手がメインに書いている情報以外は短い文章で書き手の真意が分かりません そういうケースは一旦頭の片隅に置いておいてまた違う情報を得たときに照らし合わせたりすると良いと思います もちろん私が正しいかどうかも分かりませんので参考程度に 下痢をしやすい人に貧血の方の割合は多くなります 鉄の吸収が効率よく行われていない可能性が高いからです 今回の場合は貧血によって下痢を起こしたと考えるだけではなく 下痢を繰り返すことによって鉄の吸収が悪くなり貧血気味にもなっているという可能性も考えてはいかがでしょうか 下痢を起こす人に貧血が多いという事実があるとするならば 貧血の人からデータをとれば下痢になりやすいという反対の視点から見た結果だとも考えられますし 機序も分かりやすいですしね もちろん両方の場合が混在していることも考えられます いつもヘモグロビンが足りないといわれて多少は食事に気をつけているんでしょうし 下痢を治していかないと改善するのは難しいのではないでしょうか もちろんその前に鉄剤を飲んで下痢が収まるかどうかを確かめるのも良い方法ですね 簡単に出来ることからつぶしていけばいいですから さて下痢の原因はたくさんありますので 詳しく聞いて試してということになるかと思います いつも書かせていただいていますが、個人の状況が分からなければ原因に近づくことは非常に難しくなります 特に食習慣が詳しく分からないと私程度のものでも一から可能性と対策を全部書いてしまうと膨大な量になってしまいます 病院にいけば必ず問診をされると思いますし、良いお医者さんは問診が詳しく丁寧です 可能性のあるものを洗い出すもっとも重要なことですから 心理的なストレスや疲労によるもの であれば残念ながら私にはアドバイス出来ません 外的な温度によるもの 冷たいものを飲んだり食べたり、暖かいものを飲みすぎたり食べ過ぎたり お腹が冷えすぎている場合など これに当てはまる場合は温度にも注意して飲食をしてみると良いと思います 冷えが酷い場合は暖めるしかないですね 根本的な原因の解決はまた違う話ですが 他に食事の原因では 気づいていないアレルギー物質があったり(これは検査するしかないので分かりません) 消化できない物質がある場合 乳糖不耐性の場合は乳製品(乳糖の含有量が少ない物を除く)を含むものを食べたときに下痢を起こしやすいなど 意外と多いらしいのが果糖によるものでしょうか 全く吸収できないのか、吸収能力が低いのに現代では果糖がたくさん食べられるからなのか詳しくはまだ分かりませんが これは砂糖の主成分ショ糖にも半分含まれているので回避するのがかなり大変です 加工食品や清涼飲料水などほとんどすべてに入っています 砂糖をブドウ糖、トレハロース、水飴、本みりん、甘味料などに置き換えて ショ糖や果糖の多い食材を避けてどうなるか経過を見ていけばよいでしょう 下痢の頻度が高い場合は試して見るのも良いかもしれませんね 原因がある程度分かったあとは食事を元に戻して回避する物質があれば服用するということも可能ですし 後は消化能力に問題があったりする場合は 消化酵素を摂ってみてはいかがでしょうか よく噛んでゆっくり食べるという基本的なことも対処の一つですが それに加えて「強力わかもと」という消化酵素産生菌の入ったものが薬局に売っています(医薬部外品) 簡単に試せるのでまず試してみるのも良いかもしれませんね まだ他にもありますが長くなりすぎたのでこの辺で 簡単に書いてもこの程度にはなりますし 範囲が広くなってしまいますので内容が浅くなってしまいます no nameにするのであれば利点を生かして情報をたくさん出すことを御勧めします |
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