食べる量・食べすぎ

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回答者 さぶちん。 さん ( 専門家 ) 回答日2009/01/25 02:23
答え 食事の量が増えたり、満腹感が得られにくくなるのは、主にストレスが原因のことが多いようです。
沢山食べ出した頃に大きなストレスがかかっていたのではないでしょうか?
食事を適正な量に戻すのには幾つかの方法がありますが、本人が減食することで大きなストレスにならない方法を選択することが必要です。

まず現在の状態を推測してみましょう。
満腹感というのは↓でも書かれているように、食事開始から20分以上経ってから、血糖値が上がりだし、満腹中枢を刺激することで感じることが出来ます。
それが感じられないのは、早食い、満腹中枢からの信号を感じられていない、血糖値が上がりにくい、物理的に胃が張った感じがしない、と言うことが考えられます。
↓でも書かれているように早食いでなければ、意識が別の所にあって満腹中枢の信号が受け取れていないことと、胃が感じる満腹感の感覚が鈍くなっていることの二つが大きな原因として考えられると思います。
(血糖値が上がりにくいと言うことも考えられますが、この場合にはインスリンが大量に分泌されることが原因と考えられるため、膵臓の機能を検査する必要が出てきます。)

胃の満腹感も、意識も、膵臓の働きも全て自律神経に関係する場合が多いことから、あなたの場合はある程度強いストレスを持ってられると考えられます。

こういう状態と言うことを前提に、対策を立ててみましょう。

まず第一に、ストレスを解放するためには、ストレスの部分から意識を移動する必要があります。
音楽を聴くとか、食事の前にお風呂に入ったりしてリラックスして、ゆったりと食事をすることも重要なことになります。
また、睡眠不足はストレスをさらに高めてしまうため、睡眠は出来るだけしっかりと取るようにしてください。

食事量を減らす方法として、まず24時間お腹に食べ物をため込まない、簡易的な絶食をすることで、最初の食事量は極めて少量で満腹感を得られるようになります。
簡易的絶食とは、胃の感覚を正常にすることと、感覚的に胃を小さくすることで、今までと同じ量を食べたとき、胃が張って痛く感じるようになるはずです。
減量のためダイエットではないので、エネルギー量としてはある程度摂取する必要があるため、1回でバナナ半分程度やチョコレート少し、甘いココアや果汁ジュースなど、血糖値をある程度保つ物を摂取することで、空腹に対するストレスは殆ど感じないで24時間過ごすことができるはずです。

絶食後の最初の食事は、少しずつ良く噛んで、胃と相談しながらゆっくりと食べていくと、驚くほどの少量でお腹が一杯と言う感じになると思います。
今まで食べていた食べ方や、分量は忘れて、新しく自分の最適量を決めることです。
その状態で腹八分目の量があなたの最適量としてください。
その量でも不思議と空腹感はないし、満腹感も今までと同じように感じることに不思議な感覚を覚えることと思います。
この方法は私が多くの人に指導してきたやり方で、多くの人が成功しているので、余り無理なくできると思います。

注意事項は、絶対に早食いをしないことと、規則正しい食事時間を守ることです。
また、甘い物をだらだらと食べる食習慣も、血糖値が安定してくれば自然と治るはずですが、欲しくないときには手を出すのは厳禁としてください。

もう一つの方法として、耳ツボダイエットというものがあります。
耳にある食欲や自律神経のツボを刺激することで、自然と食欲は低下するため、ゆっくりと食事を摂るだけで分量は大きく減少することが期待出来ます。
最近耳ツボダイエットが増えていますが、アロエジュースやダイエットサプリを勧めるところはかなりのお金がいりますので、サプリを併用しないところを探してみてください。
ストレス解消、睡眠障害などがある場合には、さらに効果的だと思います。

いずれにしてもご自分の意志が一番重要ですので、まずご自分の現在の状態を十分把握して、その根源から改善できる心構えが必要なことです。

頑張ってみてください。
意外と簡単に解決できることだと感じて頂けると思います。


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