精神科の受診に抵抗がある

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回答者 kiriku ( 経験者 ) 回答日2009/05/07 09:48
答え 私は産後に体調不良になり、色々検査しても異常がなかったため、産後うつかなあと
言われました。

ですが、心療内科などに抵抗があり悩んでおりましたら、
知り合いにカウンセラーの方を紹介してもらい、試しに受けてみました。
何を話せばいいか分りませんでしたが、とにかく困っていることを話したら
自分でも意外なほど問題を抱えていることに気付きました。
心療内科の受診も勧められ、今は内科のいい先生を見つけられて落ち着いてきました。
今の病院にたどり着くまで、10軒ほど病院を変えました。
私、ドクターショッピングしてる?と罪悪感にさいなまれていたら、
どこかの病院のHPに「患者が本気で治したいからドクターショッピングになるんだ」
とあって、すごくほっとしました。ドクターショッピングは悪いことって思ってましたから。

カウンセリングは病院だけではなく、職場や地域でも受けられるところがあるそうですよ。
実際、私がカウンセリングをしてもらった方は、会社の職場検診もされていました。

斎藤茂太さん、大好きです。気軽に読めていいですよね。
ご自身のうつ経験談もあり、全く関係ない旅行記や家族の話も楽しいです。
寝る前に楽しいことを考えるとかイライラを紙に書いてみるとかやってみました。
効果がありましたよ。思いついた感情や言葉をストレートに書いて、それを見ると客観的になれて
嫌な感情だったらそのままゴミ箱にポイ。すっきりしました。

細川てんてんさんの「ツレがうつになりました」もいいですよ。
漫画形式ですので読み易く分り易かったです。NHKでドラマ化されるそうです。
確か、もうすぐ放送でした。

悩みを上手く口に出せなかったんですが、小出しに愚痴にならないうちに言えるように
なってきました。これは、大きな変化です。
お医者さんやカウンセラーの方、お薬はサポートしてくれる心強い存在です。
そして、自分の治る力を信じてみるのが私には一番効果的でした。
悪くなったら「あー疲れてるなあ」、良くなって来たら「お、頑張ってる~」と
自分を見つめるようにしたら、診断もお薬もあまり気にならなくなりました。
お薬を飲むのも抵抗がありましたが、今はきつければ飲めばいいや~と気になりません。
それも、処方してくれる信頼できるお医者さんを自分で見つけられたのが大きいですね。
疑心暗鬼で飲むよりもずっと効きます。

そして、受診のコツも分ってきました。受診前に何が困っているのかを自分で確かめて
診察を受けると、お医者さんも分ってくれる時間が早いようです。
今は、顔色を見ただけで「何かあった?」と聞いてもらえるようになりいい感じです。

最近、楽しんでるのは童謡を聴くことです。子供がいるので子供をだしにして
私が楽しんでいます。口ずさむと子供の頃好きだったこと、楽しかった遊びを
思い出して楽しくなります。不思議と嫌な思い出は出てきません。
そして、自分のリラックスできる場所を沢山見つけている最中です。
整骨院のマッサージ、お気に入りの書店、読むと笑える本、楽しくなるテレビ番組、
わくわくする映画、ぼーっと眺めていられるだけで心が和む景色、感動する音楽などなど。

人間は喜怒哀楽があってこそ。怒哀が多ければ喜楽を増やしてバランスをとってます。
悩みがあるからその分の喜びも大きいと思います。
深い谷を味わった人は、より豊かな人生を歩めると信じて今を生きています。
やっと、家族と談笑できるまでに回復してきました。これからもあせらずにいきます。
トピ主さんが、ご自分の生きる速さを見つけられることを祈っています。
私もやっと見つけられそうです。お大事になさってくださいね。

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