回答者 akaonidon さん ( 専門家 ) | 回答日2009/06/15 02:10 |
![]() |
部分痩せの考え方によって違ってくるのですが
トレーニングをしても特定の部分だけ大きく皮下脂肪を減らすことは難しいと思っていただいて良いと思います では、細くすること、あるいは細く見せることは出来ないのか?というと少し話は違ってきます 実際に体を見させていただいたわけではありませんので効果が出ますとは強く言えませんが 参考までに 下腹ぽっこりについては 下腹をぽっこりさせる要因として 皮下脂肪のつきすぎ 内臓脂肪のつきすぎ 内臓を支える筋肉が十分にない の3つが主な要素になります 皮下脂肪は普通に減量を行うしかないのですが、内臓脂肪を減らすことと筋肉を強化することで 多くの場合(原因によりますが)、下腹ぽっこりについてはかなりの改善が見込めます ここで筋肉というと腹筋運動をされる方が多いのですが 腹筋は腹筋でも主に欲しい筋肉は「腹横筋」と呼ばれる体を腰に巻くコルセットのように覆っている筋肉ですので 腹横筋が使えていないぽっこりお腹の方が単に腹筋運動をされても改善することは難しくなります そもそも腹横筋は日常生活において呼吸や姿勢維持にも使われる筋肉ですので その筋肉が十分に無いということは動きや呼吸そのものに問題がある場合が多いです そういう方が腹筋運動を何気なくやっても発達する可能性は低くなります そこで簡単にできて追加すると効果的だと思われるトレーニングは呼吸法です 腹横筋は息を吐くときに使いやすく意識しやすいですので まずは椅子に体を丸めたりしないで、まっすぐに座り、深く息を吸い込んでください その後に姿勢を維持したまま、ゆっくりと(10秒くらいかけて)おへそを背骨に近づけるように、完全に息を吐ききってください、もう出ないと思えるところからさらに吐き出そうとするとお腹周りに力が入るのが分かりやすいと思います このとき体を丸めると肺を圧迫してお腹の力に頼らずに息を吐きやすくなるので姿勢を維持しながらやるのがポイントです 息を吸い込むときは、胸に空気を吸い込む感じでやるのか、お腹を膨らませるように吸い込むのかで違ってきますが、両方やるのが好ましいです 暇なときに10回ずつくらい繰り返してください(慣れてくればテレビを見ながらなどでも可) 期間があまり無いようですので毎日続けながら 有酸素運動をするときに、深く呼吸をするようにし、息を吐き出すとき同じようにして運動 をされると効果的です 特にエアロバイクを行う際には姿勢が丸くなっている方が多いですので、背すじを伸ばして呼吸を意識するようにしてみてください 下腹ぽっこりの方は腹式呼吸があまり出来ず、胸式呼吸で呼吸の浅い方が多くなっていますので気がついたら普段の生活の中でも意識してみると良いと思います それから腹筋運動中には、腹筋に力が入る動きの際に息を吐きながら行い、お腹を 上記のようにおへそを背骨に近づけるような感覚で、吐きながら力を入れると良いでしょう 難しい話になるかもしれませんが、お腹の表面の筋肉(腹直筋)が邪魔をして腹横筋に良い負荷になりますのでトレーニング効果が高くなります 上半身の筋肉がつきすぎて邪魔になっているのでなければ 軽い負荷で回数を増やして、大きい筋肉(胸、背中、お尻、太ももの裏など)だけでも筋トレを継続するのも良いと思いますよ 普段より運動量が減ってしまうと思ったより体重が落ちにくくなりますので 文章で伝えるのは他のトレーニングは難しいですのでここまでにさせていただきますが 腹式呼吸をして横隔膜を使うことで内臓の働きが活発になり、内臓脂肪の燃焼にも役に立ちます 長くなりすぎたので食事のことは書きませんが 食べすぎももちろん、野菜や果物が不足しないように食事に気をつけなければ 運動だけで効果を出すことは難しいですので 頑張ってくださいな 綺麗に着こなせると良いですね! それから、最後に一つ、脂肪肝の疑いとのことですが、 お酒を飲まれないのに脂肪肝の疑いがあるのであれば、普段口にするものに砂糖か あるいは果糖ブドウ糖液糖が多すぎるのかもしれません 果糖を含む糖はデンプンやブドウ糖などと比べて肝臓に非常に脂肪がつきやすくなるので 思い当たるふしがあれば注意してみると良いかもしれません |
---|