回答者 chococone ( 一般人 ) | 回答日2009/08/27 22:35 |
![]() |
食塩もナトリウムです。正確には塩化ナトリウムといいます。
重曹は炭酸水素ナトリウムですし、 味の素はグルタミン酸ナトリウムです。 清涼飲料水などにはクエン酸ナトリウムが添加されています。 私たちは毎日、様々な形態のナトリウムを口にしています。 摂取したナトリウムの量から食塩の量を割り出したものが 食塩相当量となります。 計算式は ナトリウム(mg)×2.54÷1000=食塩相当量(g) 例えば、栄養成分に書かれたナトリウムが100mgだとすると 塩分相当量は100×2.54÷1000=0.254gとなります。 はじめに書きましたが、全ての食品に含まれるナトリウムが 塩化ナトリウムではないので、 食塩相当量はあくまでも目安とお考え下さい。 従来の成分表示は塩分量を表示していましたが、 最近、高血圧と因果関係があるのは塩分ではなく ナトリウムの摂取量であることがわかったために ナトリウム表示に変わったそうです。 ナトリウム過剰摂取の弊害についてですが、 体液が増えるため、血管に負担がかかり高血圧になります。 同時に血液を全身に送り出す心臓や 余計な水分を排泄する腎臓に負担をかけることとなります。 手軽な対処法は、精製塩でなく、自然塩を使うこと。 自然塩にはナトリウムだけでなく マグネシウムやカリウムといったミネラルが含まれます。 カリウムはナトリウムの排泄をスムーズにしてくれます。 カリウムは野菜や果物に多く含まれますが、 煮てしまうとカリウムが溶け出してしまいます。 サラダにしてもドレッシングなどをかけると ナトリウムも摂取することになるので効果半減です。 生のままでもおいしいフルーツを デザートにするのはとても理にかなった行為といえます。 散々悪者扱いしてしまいましたが、 ナトリウムは人間が生命を維持するために 絶対必要なミネラルです。 極端に制限すると命に係わりますので注意して下さいね。 |
---|