回答者 no name ( 一般人 ) | 回答日2010/01/06 22:27 |
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血液検査でよく出てくるAST・ALT・γ-GTPはすべて肝臓で作られる酵素です。
体にとっての異物である化学物質(薬やお酒も含みます)が入ってくると、それに対応する酵素がたくさん作られますが、普段は肝臓の細胞の中にあり、血液中の濃度はあまり高くありません。 ウイルスに感染したり肝臓を酷使したりして肝臓の細胞が壊れると酵素がもれ出し、検査値が数十倍、数百倍に跳ね上がります。 γ-GTPはアルコールの分解に関わり、日常的にお酒を飲んでいると検査値が上がります。そのため、アルコール性肝障害の指標になりますが、それ以外の、肝炎などの原因でも高くなります。 肝臓は沈黙の臓器と呼ばれるほどで、自覚症状が出たときには手遅れということになりかねませんが、γ-GTPが100程度で、他の検査値に異常がなければ休肝日を増やすことで改善できると思います。お酒を飲まないのに高い場合もありますのでその場合は主治医に聞いてみてください。 |
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