死ということ…

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回答者 リエ さん ( 経験者 ) 回答日2010/11/04 22:26
答え 奏瀬さん、こんにちは。
私も15歳の時に初めて身近な仲のいい友達が事故で突然亡くなりました。
それから立て続けに何人も何人も、友達や親戚が亡くなりました。
大学を卒業する頃には友達だけで30人以上が亡くなってしまいました。
事故や病気、自殺、他殺と原因はいろいろでした。
私も当時、高校生くらいの時は、あまりにも周りで次々と友達が死んで、
どうして自分の周りだけ、こんなに人が死んでしまうのか、次は自分が死ぬ番なんじゃないか、不安で不安でたまりませんでした。
いっそ自分も死んでみんなの元に行こうかと思ったこともあります。
でも、友達のお葬式に行くと、必ずご家族の人に会います。
そのご家族、特にご両親の深い悲しみに触れると、何があっても、絶対に親よりも先に死んではいけないと強く思うようになりました。
友達を失った私も辛かったけど、我が子を失ったご両親の辛さとは比べものにならない。
そんな想いを自分の親にさせてはいけない。絶対できないと思いました。
私は、無念のまま死んでしまった友達の分まで頑張って生きなければと思ったし、みんながしたかったであろうことをできる限りしていきたいと思いました。
それは自分の親を大切にすることもそのひとつだろうと思います。

私は今、30歳も過ぎて、子どもが二人います。
自分が親になって、改めて、我が子に先立たれる不幸は何よりも不幸なことだと思っています。想像するだけでも恐ろしいことです。

奏瀬さん。
もし気持ちに余裕があれば、ぜひ、亡くなった友達のご両親とお話をしてあげてください。
親は中学生くらいになれば、子どもが外でどう過ごしてるのか、何を考え、何を夢見ていたのか、実は全然知らないものです。
友達の中で、我が子がどんな風に過ごしていたのか、少しでも知りたいと思っていると思います。
私も亡くなった友達のご両親と、今でも連絡を取り合っている人が何人かいます。
子どもの友達からいろいろ聞けることをすごく幸せに思ってくれています。
それはきっと、亡くなった友達も喜んでくれていると私は思います。
そうして友達が生きてきた証を、きっちりつないでいってあげてください。

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