トラウマ
僕は神経質な性格で、よく父親に「自分の若い頃祖そっくりだ」と言われます。小さいことをうじうじ悩んで、何でも悪い方向に考え、「もし○○になったらどうしよう」と、別に死ぬわけでもないのに思い悩んでしまうのです。また、トラウマを抱えやすく、小さなことでもずっと引きずってしまい、誰かのことを憎んでしまうんです。
例えば、うちの家族は過保護、過干渉で、怒られたりするとずっと怖くって、悔しくて・・・。反抗もできませんでした。また、小さい頃はいじめを受けていて、少し顔が大きいだけなのに(今は全く言われませんが)僕のことを中傷した歌を歌われたり、中学の頃は頭の上から思い教科書を落とされたり、不良にみぞおちを思い切り殴られたり、後輩からなめられたり、部活仲間の友達と遊んでいると「そんなんだから卓球も運動も何もかも下手なんだ」と罵られたり、挙句の果てにはそのお父さんにも呆れられ・・・。
最近では、ある社会人サークル(手品関係です)でイベントがあったときに仲間の人の奥さんに挨拶したとき緊張してしまい声が小さくなり、吃音もちなのでどもったら「なんか、はっきり物言わないから腹立つ!」としかめっ面をされたり・・・。吃音に関しては友達に「言いたいことがあるならさっさと喋れ!」とか、みんなに大笑いされたりですとか・・・、母親には「どもると思うからそうなるんだ」と怒られました。今では多少は母も理解してくれていますが・・・。
父方の祖父も、機嫌のいいときは優しいのですがそうでない時は「お前が勉強しないのはDNAが狂ってるからだ」と言われたり「祭ごときで帰ってくるなんか大学生じゃない!」と言われたり・・・、祖父が一緒の食卓は彼以外はみんなうつむき、沈黙の中ご飯を食べていました。いつ理不尽な小言を言われるかドキドキしていました。
今は躁鬱の可能性があると、心療内科に通い少し薬も飲んでいますが、やっぱりあくまでも薬は補助的なもので、結局治すのは風邪と同じで自分なんだ!と思うのです。幸い、熱中できる趣味がありますが、なんとか上手いことして心のとげを取り除かないとなかなか治りにくいと思うんです。トラウマって日本語では「心的外傷」、つまり簡単に言えば「心の怪我、傷」ってことですよね?普通の怪我と違ってほっといたり薬を使えば治るというものではないんですよね?なんだか最近は22年間溜め込んできた何かマイナスなものが、風船が割れたように、あふれ出しているんだと思うんです。だからつい買い物や食事で快感を覚え、ストレスを一時的に解消したようになっているんだと思うんです。理解してくれる方たちは「今まで過酷な環境でがんばって来たんだから、今は休んでもいいんです」と言ってくださりますが、やはり友人の「いいからバイトしろよ」とか「まあ悩まずにがんばれ」とか「環境のせいにするのか」という言葉は受け流すべきでしょうか?それから無理のないように少しずつ心を休めてやればいいのでしょうか?
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