ローズヒップとは、野バラの実のことを言い、昔からお茶として愛飲されてきた。ローズヒップは、
レモンの数十倍とも言われる豊富な
ビタミンCを含んでおり、その他にも
ビタミンA、
ビタミンB、
ビタミンE、
カロチンなど多くのビタミン類を含んでいる。
特に注目すべき点はローズヒップのビタミンCである。通常、ビタミンCは熱に弱く壊れやすいが、ローズヒップに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくく、さらにローズヒップに含まれている
酵素と
フラボノイド(
リコピンなど)によって、さらに吸収されやすくなっている。
これらビタミン類の働きによって、
風邪や感染症の予防、美肌効果、疲労回復、などの効果があるとされている。その他にも、
抗酸化作用、ストレス解消、便秘解消、
利尿作用、肩こり解消、
コレステロール値の正常化などの効果があるとされている。
ローズヒップは酸味が強いため、苦手な人はハチミツを加えるとおいしく飲める。