世の中よ。【catyanさんの健康管理カラダカラノート】

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07年11月09日(金)

世の中よ。

< む。  | きり。 >
世の中よ。 画像1 世の中よ。 画像2
【其の四十.】(No.83) 詠み人:皇太后宮太夫 俊成

 世の中よ 道こそ無けれ 思ひ入る
   山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
(ヨノナカヨ ミチコソナケレ オモイイル ヤマノオクニモ シカゾナクナル)

[ギミック] 特にナスww *二句切れ 

[通釈]
あぁ、この世の中よ。何処にもこの憂いから逃れられる道は無いのだな...
深く思い入ってやって来たこの山奥深くでも、悲しそぅに鹿が鳴いているのだから...

----- おまけ&キャチ的☆解釈 -----

[思ひ入る ― 山の奥に]は掛詞では無ぇですが、「深く思い入る」「深く山に入る」
という感じで、“入る”と“奥”が双方に掛かっているんですな。ふむ、巧ぃっすね。

これは、保元・平治の乱とか、まぁ色々悩むところあって
その上親友の西行法師さん(この方も百人一首の歌人。解説はいずれ。)が出家しちゃって
もぉやんなっちゃぅww(/_;)...とご自分も出家を決意した時に詠まれた歌だそぅな。

この背景を知らなければ、通釈の通り読み取るのは結構ムツカシイですな。
鹿を擬人化してるといぅほど強調されてる訳でもないですし。
作者の深刻なまでの寂寥感が伝わればよいのでしょうかねェ...いやマジむずぃよ、これ。

 世の中には、入るすべも無い、思いもよらない剣山があるょ。
 鹿ですら(住む事が出来ないから)姿が見えないんだょ。

・・・はい。「鳴く」を「無く」と思っていたキャチの勘違いも甚だしい幼少時の解釈です。
ぷぷぷ。かわいいなぁ、オレってば♪

・・・イト、ウイウイシ。

(ノコリ60。 ぅきょっ!40首達成~☆記念に『もくじ』を作成&タイトル変更しマスタょ。 )

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