むくみが起こるメカニズム・むくみを改善する方法・セルライトと...

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寒い季節に要注意! 『むくみを予防しよう!』

セルライトになってしまう前に血流改善!

むくみが起こるメカニズム・むくみを改善する方法・セルライトとの関係

日本列島を覆う寒波の影響で、厳しい冷え込みが続く今日この頃。
これだけ冷えると暖房をつけても部屋が暖まるだけで、手足の冷えやむくみはなかなか改善されませんよね。「冷え」については過去のコラムで取り上げたこともありますが、今回は「むくみ」にスポットをあててみたいと思います。

むくみが起こるメカニズム

冷え性もむくみも、女性によく見られる症状です。女性の半数は冷え性やむくみに悩まされているとも言われているくらいです。
でも、これらは男性には起こりにくい症状なんです。確かに「足がむくんで…」と男性が言ってるのって、あまり聞かないですよね。
では、どうして女性はむくみやすいのでしょうか。

まず、女性は男性に比べて筋力が弱いですよね。筋力が弱いということは、血液の流れをスムーズにする機能も弱いということです。運動不足などが原因で、肩こりや腰痛が起こるのも血流が悪くなるからです。
血流が悪くなったりスムーズに流せなくなると、心臓から遠い足先や指先などの末梢神経にまで血液が行き渡らなくなります。

ここで問題なのは、血液が行き渡らないということは、老廃物や不要な水分も回収できないという点にあります。
通常は血液は栄養分や酸素は全身に届けた後に、老廃物や不要なものを回収して戻るのですが、血流が悪くなるとそのどちらもできなくなります。
そうすると老廃物や水分は細胞の間にたまり、カラダのむくみとなって現われるのです。 さらにむくんだ状態のまま放置しておけば、体内にある脂肪細胞にまで老廃物や水分が入り込んでしまいます。
この、老廃物や水分をためこんだ脂肪細胞は「セルライト」と呼ばれています。

冷えとむくみとセルライトは切っても切れない関係です。
どこかで断ち切らなければ、むくみを放置してできたセルライトが、本来血流を促進する作用を持つリンパを圧迫し、さらに血行が悪くなり老廃物がたまり、脂肪細胞が増えるという悪循環にはまっていくことになります。

この悪循環に陥らないためにも、むくみを予防したり、改善する方法はないのでしょうか。

むくみを改善する方法

むくみを改善するということは、大まかに言えば「血流を良くする」ことです。むくんでいる部分をマッサージしてあげたり、足がむくんでいる場合は、上に押し上げてあげるだけでも改善されるでしょう。

また、水を飲むとむくんでしまう…というイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ体内の水分量が減ると、リンパ液の流れが悪くなり、血流も悪くなってしまいます。体内の水分不足は話題のドロドロ血の原因にもなりかねません。ミネラル不足も、むくみの原因になりやすいので、このときに飲む水は、ミネラルウォーターの方がよいでしょう。
さらに、足のむくみが気になる人は、足を少し高くして寝るのもいいでしょう。
寒い時期ですから、半身浴でしっかりとカラダを温めるのもオススメです。

一時的なむくみはそれほど気にする必要はありませんが、セルライトになってしまうと、減らすことは困難です。何事についてもそうですし、健康に関しては特に言えることですが、手遅れになる前にきちんと手を打つようにしましょうね。

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