肩こり解消法:蒸しタオルで温める/肩こりの症状が気になるとき...

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家庭で簡単にできる 『つらい肩こりの解消法』

肩こりの原因で多いのは血行不良。血液の流れをよくしてあげて

肩こり解消法:蒸しタオルで温める/肩こりの症状が気になるときのお風呂の入り方

日本人の多くの人が悩まされている肩こり。今回は家庭でも簡単にできるツライ肩こりの対処法についてご紹介しましょう。

蒸しタオルで温める

慢性的な肩こりに悩まされている方は、蒸しタオルで温める方法がオススメです。 水で湿らせたタオルを1分間ほど電子レンジで温め、それをビニール袋に入れて、乾いたタオルでくるみ、痛む部分にやさしくあててあげてください。直接肌に当てると、火傷することもあるので注意してくださいね。

肩こりの症状が気になるときのお風呂の入り方

冬場は毎日入っていたお風呂も、暑いからといってついついシャワーだけで済ませてしまうことも多くなるこれからの季節。 でも、肩こりの原因で多いのは血行不良。血液の流れをよくしてあげるためにはやっぱりお湯にゆっくりとつかるのが一番です。

ダイエットなどでは半身浴がよいと言われていますが、肩こりの人は38度から40度くらいのぬるめのお湯に、ゆっくりと首までつかって温まるのが最も効果的です。 汗が出てくれば、カラダの芯まで十分に温まっている証拠です。 コリがひどいときは、お湯から上がるときに、痛む部分に45度前後の熱めのシャワーをかけてあげると、さらに血行がよくなります。

湯船につかっているときは、手足の指先をよくもみほぐしてあげましょう。痛みを感じるのは肩周りかもしれませんが、血行が悪いということは、全身にもうまく血液が行き渡っていません。 肩の周りだけでなく、まずは離れたところからもみほぐしていきます。もみほぐしているときに、特に痛みを感じる指は、優しく丁寧にほぐしてあげましょう。 それが終われば、肩の関節をグルグルと回したり、以前のコラムで紹介したようなストレッチをゆっくりと行ってください。

また、どうしても湯船につかっている時間がないという方には、シャワーでも血行を促進する交代浴という方法があります。 40度くらいのシャワーを2~3分浴びた後、20度弱くらいのシャワーを2~3分浴び、これを5~6回繰り返します。このときも、肩を上下に動かしたり、軽く関節を回したりするとより効果的です。 水で終わると冷えたままになり、風邪をひく可能性もあるので、最後はお湯を浴びて終わるようにしてくださいね。

夏場は特にお風呂上がりに暑さのあまり、扇風機の前で涼んだりしがちですが、せっかく温めて血液の流れもよくなったのですから、ここはグッと我慢して、カラダを冷やさないようにしてあげてくださいね。

新しく運動やストレッチをする時間を作るのは大変かもしれませんが、お風呂やシャワーは毎日のこと。その時間を少し長くするなり、ボーっとしていた時間をカラダをほぐす時間に変えて、日々のつらい肩こりの症状を少しでも和らげてあげてくださいね。

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