エキナセアとは/エキナセアの効果/エキナセア摂取の注意点

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風邪やインフルエンザの予防に 『免疫力を高める「エキナセア」』

風邪やインフルエンザには、免疫力を高めてくれるハーブ「エキナセア」

エキナセアとは/エキナセアの効果/エキナセア摂取の注意点

季節は変わり、間もなく寒ーい冬がやってきます。そうすると気になってくるのが風邪やインフルエンザですよね。手洗いやうがいをしたり、気温の変化に気をつけていても、免疫力が低下していたり周囲の人にうつされてしまってはどうしようもないですよね。    そこで今回は、免疫力強化や風邪の引き始めには特に良いと言われるエキナセアというハーブについてご紹介したいと思います。

エキナセアとは?

エキナセアは北アメリカ原産のキク科の植物で、アメリカ先住民のインディアンは昔から歯や喉の痛み、風邪や伝染病の予防や治療に使われてきました。

エキナセアは日本ではそれほど有名ではありませんが、19世紀末にヨーロッパに持ち込まれて以来研究が重ねられ、現在ドイツでは医薬品としても認められているハーブです。 では次に、このエキナセアの具体的な効果について見ていくことにしましょう。

エキナセアの効果って?

先ほども書いたように、古くからエキナセアには、感染症や風邪の予防や治癒効果があることが、経験則的に知られていました。

その後の研究が進むにつれて医学的な根拠も明らかになり、最近は特に抗ウイルス作用に注目が集まっています。 風邪などをひいた時、病院で抗生物質を処方されることがあるかと思いますが、医薬品の抗生物質はウイルスに対してはあまり効果を発揮しません。しかし、このエキナセアには、インフルエンザやヘルペス、ポリオなどのウイルス系の感染源に対する免疫強化活性作用と、抗ウイルス活性作用が認められています。

それ以外にも、気管支や扁桃腺の炎症や、尿路感染症などの予防、アレルギーや鼻炎に対しての薬理作用などが認められています。

インフルエンザなどは特にかかりやすい上に症状もつらいのに、市販の薬ではほとんど効果がないので、エキナセアのようなハーブがあると助かりますよね。では、エキナセアを摂取する時は、どんなことに注意すればよいのでしょうか。

エキナセア摂取の注意点

エキナセアはその液体や粉末、もしくはそれらを錠剤やカプセルのような形状にしたものが市販されています。

摂取目安量などは特に決められていませんが、多く摂れば効果も高いというものではないので、商品パッケージなどに記載されている量は最低限守った方がよいでしょう。またエキナセアはキク科の植物なので、キクアレルギーの人は摂取してはいけません。さらに、結核や白血病、膠原病、HIV感染症などの進行性疾患の人や、妊娠中、授乳中の方は摂取する前に必ず医師に相談するようにしてください。

医薬品ではないハーブを上手に利用して、元気に冬を乗り切りましょう!

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