クランベリーとは、昔からアメリカ先住民の
生薬としても用いられてきたツルコケモモ科の赤い実をした果樹。クランベリーに含まれる
キナ酸という成分には尿のペーハー(pH)バランスを正常に保ち、菌の増殖を抑制したり、老廃物の排出を助ける働きがあるとされる。そのため、
尿道炎や
膀胱炎などの泌尿器系疾患に効果があるとされる。また、ブドウ種子
ポリフェノールや
アントシアニンなどのポリフェノールも多く含まれ、
歯周病予防や抗酸化作用、コレステロール値の上昇を抑えるなどの効果もあるとされている。そのほか
ビタミンCも豊富に含んでいる。ただしクランベリーはそのまま食べると酸味や渋みが強いため、ジュースや
サプリメントなどに加工されたものを摂る方が無難だと言える。