甘草(カンゾウ)│甘草(カンゾウ)とは、甘草(カンゾウ)の効能、甘草(カンゾウ)の効果、甘草(カンゾウ)の栄養

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甘草(カンゾウ) ( 甘草、かんぞう、カンゾウ )

甘草(カンゾウ)とは、甘草(カンゾウ)の効能、甘草(カンゾウ)の効果、甘草(カンゾウ)の栄養

甘草(カンゾウ)とは、マメ科の植物で文字通り強い甘味がある生薬。甘草には他の薬剤の薬理作用や刺激をやわらげる働きがあり、そういった目的できつい漢方薬に甘草を配合することが多い。甘草に含まれる主な有効成分であるグリチルリチンには解毒作用があり、食中毒や細菌性の毒、フグや蛇の毒などにも効果を発揮する。また抗ガン作用があることも研究報告され、サプリメントなどに用いられるようになった。そのほか、グリチルリチンには胃腸の消化吸収を高めたり、止血、肝機能向上(特に肝炎)にも効果があると期待されている。ただし、ごくまれに長期間服用すると血圧が上昇するなど異常をあわらす人がいるため、常用量をきちんと守り、異変がある場合は使用を中止する方が良い。
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