霊芝は高湿度の山地の樹木や切り株に自生する、
サルノコシカケ科のキノコで、発芽率が低く、梅などの古木10万本に2~3本しか採取できなため、昔から貴重なものとして扱われてきた。霊芝の有効成分は主に、水溶性の
多糖類β-グルカンと
トリテルペンで、その他に
エルゴステロール、
有機酸、
クマリン、
マンニトール、
アルカロイド、
ラクトン類などがある。霊芝の主なはたらきとして、
免疫力の調整作用があるが、それ以外にも
血糖値や血圧を下げたり、
血栓を防いで
動脈硬化や
高脂血症を予防し、
肝臓障害を改善する効果がある。