食べ合わせのよくない食べ物/食べ合わせの良い食べ物

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カラダに良い食べ合わせ、良くない食べ合わせ

うなぎと梅干/お酒とからし/豆腐とかつおぶし/とんかつとキャベツ/生ハムとメロンなど

食べ合わせのよくない食べ物/食べ合わせの良い食べ物

今回は、カラダに良い食べ合わせ、良くない食べ合わせを紹介したいと思います。外食でメニューを選ぶときに、注意してみてくださいね。

食べ合わせのよくない食べ物

▼うなぎと梅干

この食べ合わせがよくないと言う話は、みなさんも聞いたことがあると思います。その理由として、言い伝えにはいろんな説がありますが、ウナギの脂と梅干しの強い酸味が刺激し合い、消化不良を起こすという説が有力です。胃腸が弱っているときは、この組み合わせに限らず、脂分と酸味の強いものを多量に摂らないようにしましょう。

▼お酒とからし

これからの季節、日本酒を飲みながらおでんを食べる機会などありますよね。しかし、お酒に含まれるアルコールと同様、からしなどの辛いものも血液の流れをよくするはたらきがあるため、かゆみが出てしまう可能性があります。じんましんや湿疹が出やすい人は、特に注意が必要です。それに加えてこの食べ合わせは、高血圧、糖尿病、高コレステロールなどの生活習慣病を引き起こす可能性があります。 この2つを同時に摂るときは、きゅうりやトマト、セロリなど体を冷やす作用のある食べ物を一緒に摂りましょう。

▼ナスの漬け物と冷たいそば

ナスの漬け物は体の熱を冷ます作用があり、そばには胃を冷やす作用があります。両方とも、温かい食べ物なので、冷たいまま食べ合わせるとより体を冷やすことになり、下痢をしたり手足が冷えてしまいます。 加熱調理することで、その作用は緩和されるので、ナスの漬け物といっしょにそばを食べるときは、温かいものを選びましょう。 同時に体を温める効果のあるネギや七味をプラスするとよいでしょう。

▼トマトときゅうり

トマトに含まれるビタミンCはガンや、脳卒中、心臓疾患などを阻止するはたらきがあります。しかし、一方きゅうりに含まれるアスコルビナーゼという物質には、ビタミンCを壊す作用があるのです。また、両方とも体を冷やす作用もあります。大根とニンジンの組み合わせも同様です。サラダに使うときは酢やレモンを加えると、アスコルビナーゼの働きを抑えることができます。

食べ合わせの良い食べ物

▼豆腐とかつおぶし

豆腐にかつお節の組み合わせは、旨味をプラスだけでなく、体にも効果があります。 豆腐には、タンパク質やカルシウムが豊富に含まれています。それに加えてかつお節が豆腐だけでは不足している必須アミノ酸を補い、さらにビタミンDが、カルシウムの吸収率をさらにアップさせてくれます。
他にもかつお節には、美容や疲労回復に効果のあるイノシン酸やペプチドなども含まれています。かつお節は単なる添え物ではありません。冷奴を食べるときには、かつお節をたっぷりのせましょう。

▼とんかつとキャベツ

この食べ合わせは老化防止や疲労回復に効果があります。キャベツに多く含まれる食物繊維が、とんかつの油分の吸収を抑制し、その毒を取り除いてくれます。また、とんかつは高カロリーですが、キャベツにはカロリーを燃やす働きもあります。定番の組み合わせですが、きちんと意味があるんですね。

▼キクラゲと野菜炒め

野菜は加熱したり、油で炒めたりすると、熱に弱いビタミンが破壊されてしまいます。しかし、キクラゲを入れることで、なぜかビタミン類の破壊が抑えられるんです。また、キクラゲには恐い大腸ガンを予防する効果もあります。

▼生ハムとメロン

生ハムメロンは、イタリアンのお店などで見かけますよね。果物とハムという組み合わせに違和感を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、きちんと栄養学的にも意味があるのです。通常のハムより、生ハムは長時間塩漬けしています。当然その分、塩分は多いのですが、その塩分を体外に排出する役割を持っているのが、メロンに含まれるカリウムです。また、メロンにはギャバやパントテン酸も含まれていますので、高血圧の予防やコレステロールの軽減、肥満防止にも効果があり、ビタミンCや食物繊維もたっぷりです。そして、長期熟成のおかげで、生ハムにはアミノ酸が通常のハムの12倍も多く含まれているといわれます。そんな生ハムとメロンの組み合わせは、美と健康に嬉しい効果が期待できますね。

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