モロヘイヤとは、別名をジュートとも呼ばれ、語源は「王様だけのもの」というほど栄養の宝庫である緑黄色野菜。日本でも健康野菜ブームにのって各地で生産されるようになった。モロヘイヤには野菜の中で最も多く食物繊維を含んでいる。さらにカロチンはほうれん草の2倍、ニンジンの2倍のカリウムと3倍の鉄とリン、10倍のビタミンB2とCを含んでいる。モロヘイヤは切るとヌルヌルした粘液が出るが、このヌルヌルに中性脂肪やコレステロールを低下させる働きがある。さらに免疫力を高める効果もあるため、アトピー性皮膚炎や花粉症などにも効果があるとされている。また、妊婦にはかかせない成分が豊富に含まれているため、妊娠中には積極的にモロヘイヤを食べるようにすると良い。旬は夏。